検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:129,267 hit

コスプレ ページ20

「お、お父さん?!」




恥ずかしい台詞を言わされた後、目の前にお父さんがいた。





「よ、よぉ。」




お父さんはぎこちなく右手を挙げた。
周りはお父さんを見てざわついている。





「なんでこんな所にいるの!!」









「何でって手前の文化祭を見に…っていうか手前こそ何でサツの格好なんかしてんだよ。」





あああもう!なんでこんな所でサツとかいうのさ!





「仕事は?!」








「あ?んなもん首領に言って終わらせたっつーの。」





周りは首領、という言葉に騒然としている。






「〜〜っ!お父さんこっち!」





私はお父さんを校舎の隅に呼んだ。






「来ないんじゃなかったの?!」








「来ないとは言ってねぇだろ。」





それはそうだ。
話題に出てないだけで…





「…森さん達は?」








「もちろん来てるぞ?」





お父さんは当たり前のようにそう言った。
私は頭を抱え込む。




そんな私をよそに…





「しっかし…何時でも文化祭って派手だなぁ。」




お父さんはキョロキョロと周りを見渡している。






「手前は何をやってるんだ?」









「…模擬店の宣伝。」









「へぇ、なんの店だ?」









「警察喫茶だよ。」








「警察喫茶?だからんな格好してんのか。」








「そうだよ。分かったんならかえっ」





顔を上げるとお父さんは電話で



「首領ですか?はい、俺です。Aは警察喫茶だそうです。…はい、コスプレしてます。」




お父さんは森さんに連絡を入れていた。






「何してるの!!」









「ん?心配すんな!首領達すぐに店に向かうらしい。」









「心配してない!!!」

料理担当→←文化祭にて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (178 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
497人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

みつばち(プロフ) - のねすそさん» リクエストありがとうございました! (2018年12月31日 11時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
のねすそ(プロフ) - お話書いてくれたんですか( ; ; )嬉しすぎて吐きそうです (2018年12月30日 22時) (レス) id: ee3b8d77ab (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - 梓さん» これ、私が従兄弟にやられた実話なんです笑(最後のココアの部分は無し) (2018年12月30日 22時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 中也さん……デリカシーないよ……w (2018年12月30日 11時) (レス) id: 9adf8dcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - のねすそさん» リクエストありがとうございます!早速書いてみますね! (2018年12月29日 19時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みつばち | 作成日時:2018年9月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。