新学期 ページ2
「お父さん早くして!!」
「手前ちょっと待て。後ここの部分を…」
「お父さんの前髪直しなんてどこでも出来るでしょ?!
それよりも早く洗面台あーけーてー!!!」
「鏡がなかったら無理だろ。」
「あーもう!!新学期早々遅刻する!!」
「あ、手前…髪はちゃんと解かせ!だらしないぞ。」
「もういいよ!この髪質じゃ軽く解いただけじゃ直らないもん!」
私は荷物をカバンに詰め込みながら言った。
「行ってきまーす!」
「気をつけてなー。」
遅刻ギリギリ…これもそれもお父さんの所為だ!!
____________
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「おつかれー、ギリギリだね。」
「あんた髪くらいとかして来なさいよ。」
「そんな暇…っないっ…」
到着したのは8:20
HR五分前。
「新学期早々遅刻ギリギリとはいい度胸だなぁ…えぇ?中原。」
担任に出席簿で頭を叩かれる。
「いったー!遅刻してないんだからギリセーフです!」
「あー、中原も来たし始業式向かうぞー。」
「無視しないでください!」
はははは、と周りから笑いが起きる。
本当にくそ…
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みつばち(プロフ) - のねすそさん» リクエストありがとうございました! (2018年12月31日 11時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
のねすそ(プロフ) - お話書いてくれたんですか( ; ; )嬉しすぎて吐きそうです (2018年12月30日 22時) (レス) id: ee3b8d77ab (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - 梓さん» これ、私が従兄弟にやられた実話なんです笑(最後のココアの部分は無し) (2018年12月30日 22時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - 中也さん……デリカシーないよ……w (2018年12月30日 11時) (レス) id: 9adf8dcdc6 (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - のねすそさん» リクエストありがとうございます!早速書いてみますね! (2018年12月29日 19時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みつばち | 作成日時:2018年9月26日 21時