中原家の反抗期【中原中也】一学期！

買い物 ページ13

「そもそも君は何をしに横浜のど真ん中まで？」







「友達と買い物。…ドタキャンされたけど。」








「へぇ、無事学生生活を楽しんでいるようで何よりだよ。」







「そりゃどーも。」









「買い物をするということはショッピングモォルが良いかな？」









「…待って？ついてくる気？」



ご飯食べて解散じゃないの？





「昼食を取った後すぐ戻ったりしたら、国木田君に怒られるじゃないか。」





…国木田さん可哀想。






「別について来てもいいけど…10米離れて歩いて。」









「なんでさー。」








「包帯の付属品と歩きたくない。」







「」





________________




「ふぅ…美味しかったね。」








「うん。」








「ああいう物を食べるのは久し振りだ。一人なら尚更ね。」



私と太宰さんはファストフード店で昼食を取った。

私もあまりファストフードは食べないので新鮮だった。




「さて、では君の買い物と行こうか。」








「何買うか知ってるの？」









「知らないけど？」








「水着だけど。」



すると太宰さんは一時停止した。




「へぇ…水着。水着ねぇ…」



そう言って少し考えると…






「良いじゃないか！行こう！」





悪戯を思いついた、と言わんばかりの顔をしてそう言った。





「…何する気？」









「何もしないさ！」




信じられるわけないだろ。

太宰さんVS……→←太宰さん

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