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「あ…」
私はこの人とどこかであったことがある気がした。
「す、すみません。声を荒らげてしまって…」
「いえいえ！こっちこそお節介をかけちゃってすみませんでした。」
彼女は、それでは、と会釈をして身を翻そうとした。
「ま、待って！」
私は咄嗟に彼女の腕を掴んだ。
「…え？」
吃驚する彼女。
なんだなんだと様子を見に来る野次馬。
「あ…えと…どうしました？」
「あ…すみません、突然こんなことをしてしまって。…何でもないんです。すみませんでした。」
この世界にあの子がいるわけがない。
彼女はただのそっくりさんなんだ。
他人を巻き込むわけにはいかない。
私はそう思い後ろを向いた。
「待ってください！」
今度は私が引き止められた。
「こんなのお節介かもしれないんですけど…良ければお話ししませんか？」
「え…」
私が固まっていると、彼女は急いで
「無理しなくても良いんですよ！私、あなたを見てるとほっとけないっていうか…
あ、変な意味じゃなくて…その…だから…」
「…有難うございます。お言葉に甘えても良いですか？」
と、私がいうと
彼女は満面の笑顔で
「はい！」
と返事をした。
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Wiyu(プロフ) - もう泣く、涙が・・・ あぁぁぁぁああーーーー！ (2018年8月27日 17時) (
レス) id: 282d795185 (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - 岨風さん» コメントありがとうございます！この後更新して続きを書く予定なのでお楽しみにしててください！ (2018年8月24日 20時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - 誄歌さん» ありがとうございます！ですよね！太宰さんの甘えは私も好きです！ (2018年8月24日 20時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
みつばち(プロフ) - ヒラハルさん» ありがとうございます！ボロ泣き…！！あなた様の感情を動かせたようで嬉しいです！！ (2018年8月24日 20時) (レス) id: 623dcd6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
岨風 - これってハッピーエンドですかバッドエンドですかあああああぁ！！バッドエンドだったら…太宰さん… (2018年8月24日 19時) (レス) id: e97a1e8ef9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつばち | 作成日時：2018年8月7日 13時
