六羽。 ページ7
「じゃあ、適当に作るから…」
オスマン「待って待って？！何やそれ！」
「これ？パスタよ」
ひとらん「…葡萄酒？」
「今の日本ではもう見ないの？お好きに飲んでいいわ」
二人が西洋すごいと溜息を吐く。
オーブンの中にあるパンを見て二人で目を輝かすその姿は、実に無邪気。
パスタが段々柔らかくなっていくのを仲良く見てる。
パンかパスタか、と思って半々に作ってしまったけど、好みがどっちかに偏ってしまったらどうしましょう。
サラダはできた、スープ、パスタもパンもある、…ムニエルも作った。お肉もあるけど…食べるのかしら
「オスマン、ひとらんらん…ちゃんと作り方見てた？」
ひとらん「あっ」
オスマン「何となく分かったで」
ひとらん「嘘ぉ…見てなかった」
「お茶を淹れるのは難しくないわ。この後淹れてくれない？茶葉があるから使って。砂糖も…そこに入ってる」
オスマン「わーい」
「ひとらんらんも、その時一緒にお菓子を作りましょう」
日本って、アフターディナーティーがないのかな？
ひとらんらんは西洋のお菓子も意外にできそうだって言ってくれてるし、和菓子も戴けるかもしれないのはすごく嬉しい！
料理が出来たと言うと運んでくれるらしい。
「改めて隣に立たれると、皆背が高いのね」
オスマン「まあ、Aちゃんロボロとおんなじくらいやもんな」
ひとらん「俺らが高めなのもあるけどね。
や、…Aもかなり小さいでしょ」
「そ、…そんなに変わらないじゃない！」
ひとらん「あー揺れるよ、スープがスープが…危ないって」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 180人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
癒葉(プロフ) - 星空りゅなさん» ありがとうございます！月末はもっと力を入れて更新したいと思います(〃'ω') (2017年8月15日 16時) (
レス) id: 0156353fc1 (このIDを非表示/違反報告)
星空りゅな - とても面白いです…！ゾムさん好きなので書斎のお話嬉しかったです！更新待ってます、更新頑張ってください！ (2017年8月15日 12時) (レス) id: e1f99b34a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：癒葉 | 作成日時：2017年8月9日 10時
