二十九羽。 ページ30
side-you
カーテンが開けられる音がして、軽く肩が叩かれる。
ゾム「おい」
「ゾム…？おはよう」
そう言えばゾムが担当だったわね。
ゾム「寝起き良いんやな」
「まあまあね。他の人は起きた？」
ゾム「いや、Aが最初」
「そう。じゃあ手分けして周りましょうか」
ゾム「いや一緒に行こうや。人手必要な奴もおるしな」
今日のコネシマも多分手強いで、夜中庭出てんの見たからなと呟いた。
…ゾムも夜中まで起きてたのね？
「エーミール。エーミールー」
ゾム「朝だぞ朝だぞー」
エーミール「…はようございます」
「ふ、寝惚けてるエーミールなんて一生見れないかと思ってたわ」
ゾム「エーミールまず立てや、そしたら起きれるで」
エーミール「おん…」
ゾム「A、ちょっと静かにしてな？」
「ん？うん」
ゾム「…トントン！
トントン大先生が！大先生が火事に…トントン！」
トントン「え"っ大先生？！水や水！無理だったらす、な…何笑てんねん！嘘か！ぶち殺すぞ！」
「…トントン、教えてくれてありがとう。そうね、砂よね」
トントン「お前まで笑ってんとちゃうぞ！…おいエーミール！廊下で笑ってんの聞こえてるからな！」
ゾム「失礼しますー」
トントン「失礼しまーす」
エーミール「ちょっと畏れ多くて入れません…」
「グルッペンは貴方達の中で何者なの？」
トントン「まあ…冗談の一種やで」
グルッペン「おう、起きてるゾ」
「お早う」
グルッペン「お早う」
「シャオローン」
ゾム「よし、ちょっと待ってな？」
トントン「またなんかする気やでこいつ…」
シャオロン「…朝？」
ゾム「チッ」
トントン「なんやつまらんな…」
ゾム「コネシマ以外全員起こして来いシャオロン」
シャオロン「んー…」
エーミール「寝起き従順やな…」
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癒葉(プロフ) - 星空りゅなさん» ありがとうございます！月末はもっと力を入れて更新したいと思います(〃'ω') (2017年8月15日 16時) (
レス) id: 0156353fc1 (このIDを非表示/違反報告)
星空りゅな - とても面白いです…！ゾムさん好きなので書斎のお話嬉しかったです！更新待ってます、更新頑張ってください！ (2017年8月15日 12時) (レス) id: e1f99b34a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：癒葉 | 作成日時：2017年8月9日 10時
