７つまでは神の子 (ページ37)

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分からないページ37

オスマン「Aの反応見たら本当か分かるで？なぁ？A」

『こっちに来ないで。くっくるな！』

銃を乱射しているが一発も当たらず弾切れになりAは銃を地面に叩き付けた

オスマン「色とお兄さんしか呼ばんのは俺達が人に見えへんのやろ？何に見えるん」

オスマンは目を見開いてAを観察するとAは地面に座り込んで何も言わなくなった

コネシマ「今度はだんまりか。さっきまでのウッサイくらいしゃべっとったやろ！」

ひとらん「マンちゃんが質問してるだろ！早く答えなよ・・・聞こえてんだろ」

ひとらんがズカズカと近付きAの服の襟を掴むとAはフードを押さえて震えていた

ひとらん「さっさと話しなよ！」

感情的に怒鳴るひとらんを兄さんな止めてぺ神がAを後ろから抱き締め手で目を隠した

兄さん「Aに八つ当たりしてんじゃねぇよ。全部自分で撒いた種でしょ。そんで自分で責任取れなかったからAが悪役を買って出たんだろうが」

ぺ神「ごめんねA怖いね。ごめんね
俺らは助けようとしたのに。Aに幸せになって欲しかっただけなのに苦しめた」

『お兄さん達には関係ない』

肩を震わせながらぺ神を引き離そうと体を押すがビクともせずAは気を失った

トントン「にしても急やったな」

ぺ神「高熱・・・出てるからね」

シャオロン「はぁ？高熱なのにここまで来て今まで隠しとったん？！」

鬱「その変化に気付けんくらいAを無下にしてきたんよ」

ロボロ「Aが俺らをどう見えてるのか少し調べるわ」

ゾロゾロと解散していくがひとらんはAを見つめて両手を震わせていた

ひとらん「何でお前だけっ！」

ゾム「多分それはひとらんが今１番言っちゃダメなやつやで」

ひとらん「え？」

ゾム「そんなんAが今までずっと思ってきた事なんやないん？」

ひとらん「それはっ！」

ゾム「前にボマーがAの事言っとったやろ色んな協会だの孤児院におったって・・・ロボロ」

ロボロ「ここらの協会や孤児院の根本は当たり前やけど宗教。そんで１番デカイ宗教ではアルビノは悪魔の子や」

ひとらん「でっでも！」

グルッペン「そろそろ認めろ」

ひとらん「でも俺は」

泣きながら膝をつくひとらんにオスマンが寄り添った

オスマン「ひとらんからしたら大切な家族殺された上に楽しかった記憶まで踏みにじったって思っとるんやろ」

ひとらん「俺は幸せだった・・・幸せだったんだ」