７つまでは神の子 (ページ21)

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それまではページ21

ボマー「お前みたいな子供が俺達と同類だと？笑わせるな！お前なんかっ・・・お前っ？！」

『大丈夫、混乱してるだろうけどもうそろそろボマーさんは死ぬから。次は正義の方に産まれるよう祈っとくよ』

ボマー「神なんか居ねぇよ。ご丁寧に祈って貰わなくて結構だ。俺は仲間と家族の所に行く
もう恨むのも悪で居るのも疲れた」

『そ、まぁ情報は置いて逝きなよ。持って逝っても家族の人やお仲間さんが気を使っちゃうからさ』

ボマー「はっお嬢ちゃんに免じて置いてってやるよ、分かったらもう出てけ。俺が言うのもアレだがこれからどうなるかはよく理解してる」

『死体なんてもう見慣れてるよ』

ボマー「俺の仲間にドヤされちまうんだよ
未来ある子供に何見せてんだってな」

『そっか。じゃあバイバイボマーさん』

Aが地下室を出るとボマーはさっきの態度が嘘かのように情報を吐いた

ボマー「俺の知ってる情報は以上だ」

トントン「何で急に全部ゲロったん」

ボマー「はっAとか言ったか？あのお嬢ちゃんに言われたら俺だって腹くらい括る」

ひとらん「あの子について何か知ってるの」

ボマー「知らねぇよ。だがよく色んな孤児院だの教会だのに連れてかれてたのは知ってる
にな」

ひとらん「どう言う事」

ボマー「さぁなあのお嬢ちゃんの為にもテメェらで考えやがれ。俺は・・・退場だ」

ボマーはニヤリと笑うと舌を噛もうとする。

ゾム「誰がさせるか」

ゾムが口にハンカチをねじ込むとボマーはバカにしたかの様に笑った

次の瞬間ボマーの片手の拘束が外れていてボマーの手には先程Aがゾムから奪ったナイフ

グルッペン「ほほう、1本取られたな」

ボマーが自身の首にナイフを突き刺しすぐに抜き心臓に刺し直した

兄さん「確実に死ねる道を選んだか」

シャオロン「Aってほんまに何者やねん」

鬱「まぁ今は考えるしか無いやろ」

ぺ神「考えて理解できたら良いね」

兄さん「Aは？」

ぺ神「治療して部屋に帰したよ。まぁ色々あったし寝てるんじゃないかな」

兄さん「そうか、ありがとう」

ひとらん「ぺ神！姫は」

ぺ神「大丈夫、今はAの血のお陰で落ち着いてる。まぁ素人が急に輸血なんてするから死に際彷徨ってたけどね」

ひとらん「ありがとう」

ぺ神「良いよ別に。でもそろそろ奥さんどうするか決めなよね」

ひとらん「え？」

しんぺい神と兄さんはすぐに地下を出ていきAの元へ向かった