７つまでは神の子 (ページ11)

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母と娘ページ11

母「アンタなんかあの時死んでれば良かったのに！いえむしろ産まなきゃ良かった！アンタなんか望んでなかったのよぉぉぉぉ！」

『私も・・・私もそう思うよ』

首をギチギチと絞め上げる音はするがAは苦しそうな顔１つせずまた儚く笑った

ひとらん「とりあえず落ち着いて！」

母「放してよ！コイツのコイツのせいで姫が！！」

ロボロ「んな訳あるかアホ。責任転嫁すんなや」

トントン「とりあえずひとらんは外行ってきたらどうや。動物は癒されるで」

ひとらん「そうする、ごめんねトントン
ほら、行こう？」

母「いや！放してよ！放してひとらん！」

母とひとらんが出ていったのを見届けるとコネシマとゾムがAに銃とナイフを突きつけた

コネシマ「お前、ホンマに何者や」

ゾム「あんだけ首絞められて平然としてる辺り自分、だいぶ怪しいで」

ぺ神「当たり前でしょ。Aは体の感覚が無い先天性無痛無汗症だから」

ゾム「は？」

兄さん「感覚も無ければ痛覚も感じ無い、だから問題ない。離せコネシマ」

コネシマ「兄さん、でもそんなん一言も！」

鬱「まぁまぁシッマとりあえず離したり？流石に良くない」

鬱は手を離させるとAが脱ぎ捨てたローブを着せた

鬱「ごめんな？コイツら仲間思いなだけやねん。許したって」

『コレ、もう着て良いの？』

鬱「着とき？そろそろやから」

その声と同時くらいに会議室のドアがノックされメイドが入ってきた

メイド「失礼致します。朝食のお時間です。ひとらんらん様ご夫妻はもう席についてらっしゃいます」

そういうとメイドはそそくさと出ていったが
その間ドアは軽く開いていた状態でローブを来ていなかったら大惨事になっていただろう

『あー、ありがとう』

鬱「お礼なんかいいんよ」

トントン「Aのメシはどうするん」

ぺ神「僕が医務室で一緒に食べるよ。食堂にはAのお母さんが居るしね」

コネシマ「なら、兄さんは食堂やな！」

兄さん「そうだな。なら俺がここまで運ぶ」

ぺ神「いいの？ありがとう」

そして無事朝食は終わり、Aは部屋を与えられ1人大人しくしていた