脅威とカメラ ページ7
ゾム目線
ダクトから監視しているとオスマンが俺を見て笑うから、俺は急いでAの監視に戻った
全てを見透かした様なあの目は苦手だから
そしてAの部屋のダクトに移動すればAとメイドと執事が数人で束になって暴行を加えていた
ゾム「またか、今まで何人も辞めさせられてる理由考えろや」
俺の仕事は監視やし別に助ける訳もなくただ見ているだけ
聞こえないよう小さく呟いたのにAと目が合った様な気がして息が止まった
なんでや？今のが聞こえた？
そんなわけ無いやん！
頭の中でパニックを起こしているとAは目をそらしメイド達にされるがままとなった
じきに暴行は終わりAは汚れた所や壊れた物を処分していた
Aの部屋には生活に必要なものなら全て揃っている
なぜなら俺らと同じって言うのが嫌過ぎてグルッペン達に頼んで基本部屋から出なくても生活出来るように改造してもらったのだ
ゾム「はっなにやっとん？アイツ」
深夜を回るというのにAは部屋に大量のビニールを敷き、膝を抱えながら椅子に座り込んでいた
だがそんな事どうでも良く
とりあえず腹が減り今日の監視もここらで終わろうとダクトを戻ろうとしたがAのドアが開き
俺は動きを止めた
ゾム「なんや？」
見た感じ俺達の兵士ではなく紫に近い色の軍服が見え、その軍服はAに銃口を向けると引き金を引こうとしていた
体格からして男だろう。
Aを助けてやろうとダクトの蓋に手を添えたが膝を抱えていたAはナイフで男の喉を切り裂いた
ゾム「は？」
なんでお前が暗殺技術持っとんねん
お前はお姫様なんやろ？ならそんなんいらんやん
今すぐ飛び出したい気持ちを抑えて見ていると奥から大きな黒い袋を持ってくると男を解体し袋に詰め窓から落としていた
Aの部屋の窓の下は日も当たらず地面はぬかるんでいるし一部底無し沼の様な泥地帯がある
きっとそこに落としているんだろう
ゾム「なんでお前みたいなガキが大の大人の男捌けんねん。答えろや」
我慢出来ずダクトから飛び降りAの首にナイフを当てながら質問した
すると小さな声で『よくいらっしゃるので』と一言だか返された
それはどういう事なん？ここではこんな刺客が毎日来るんか？それともp国か
ゾム「そんなん答えにならんわ！お前は姫やろ！なんで人間が殺せんねん！」
『さぁ？』
オスマン
すまんけど俺にコイツは理解できんわ
俺には全く理解出来ないコイツが悪魔に見えた
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葉っぱ - 完結お疲れ様です‼最終話を読んで今涙ボロボロでうっています。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月17日 21時) (
レス) @page36 id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動してしまったり微笑ましくなったりいろんな感情になりました！とても、面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) @page36 id: 072a11d2a3 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございます！！いやぁ、よかったよぉ(泣)この作品本当に好きですし、春よこーいw さんの作品全部好きです！ (2022年1月16日 10時) (レス) @page36 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
プライ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に好きな作品です！ (2022年1月16日 8時) (レス) @page36 id: ee059c340d (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - カンケツオメデトウゴザイマス！オキニイリサクシャトウロクシツレイシマス (2022年1月16日 0時) (レス) @page36 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2021年10月30日 20時
