猫とカメラ ページ24
ショッピ目線
ショッピ「こんばんはA」
なぜか寝付けず散歩しているとAを見つけたので声をかけ
さりげなく隣に座った
ショッピ「こんなとこでなにしてるんすか？」
『綺麗だったので』
星を指さしてじっと見つめるAを見ているといつも持っているあのカメラがなくて、首を傾げるとAはゆっくりと目を閉じた
『戦争が起きます』
ショッピ「・・・知ってたんすか」
そう、我々国はやっとあのp国と戦争をする
『はい、ずっと・・・ずっと前から』
ショッピ「嫌っすか？母親を見殺しにしなくちゃいけないやろ？」
Aからしたらどんな女であっても母親で憎んでいても多少情があるだろうと思い聞いてもAは首を横に振った
『全然嫌じゃ無いですよ・・・むしろ我々国はエーミールさんを失いますから残念です』
Aの言葉に息が止まり
まるで時間が止まったのかと思った
ショッピ「エミさんは死なないっすよ？だって戦争には勝ちますし」
『はい、確実に戦争には勝つと思います
でもエーミールさんは死ぬんです』
意味が分からなかった
どうして笑顔でそんな事言えるん？
途端にAにとって自分達がどんな存在なのか分からなくなった
俺はロリコンと言う事があり元から好意的に接していたが邪険にしていた人も今ではAを思い影から見守ってたりするのに
『知ってますか？この戦争でp国がエーミールさんを殺すのと引き換えに国が消えますが裏でψ国との合併条約を結んでるのですぐにp国は復活するんです』
確かにエミさんを筆頭に今回p国を潰す判断が下り計画が進んでいるがそんな情報一つも入ってきていない
『でも私どーでも良いんです。勝敗なんてただの飾り』
夜のそよ風がAの髪を靡かせた
『気をつけて下さい、これ以上私を此処に置くのならエーミールさんは・・・確実に死にますからね』
俺はその場でなにも言えず部屋に戻り頭を冷やすとすぐにAの心理に気付き机を殴った
ショッピ「その小さな体で俺らを守ろうとするん？」
Aはわざわざ最後の忠告をしてくれた
計画がどうであれエミさんは優しい
優しすぎるが故にあの女に殺されるから自分ではなくエミさんを守る様、あそこを通る幹部の誰かを待っていたのだろう
何でそこまで嫌われようとするん？
どうして助けてくれって言ってくれないんすか
俺は・・・見捨てたくなんか無いのに
そんな事を思いながら口に出せない俺は
ショッピ「誰よりも弱虫やないっすか」
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葉っぱ - 完結お疲れ様です‼最終話を読んで今涙ボロボロでうっています。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月17日 21時) (
レス) @page36 id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動してしまったり微笑ましくなったりいろんな感情になりました！とても、面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) @page36 id: 072a11d2a3 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございます！！いやぁ、よかったよぉ(泣)この作品本当に好きですし、春よこーいw さんの作品全部好きです！ (2022年1月16日 10時) (レス) @page36 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
プライ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に好きな作品です！ (2022年1月16日 8時) (レス) @page36 id: ee059c340d (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - カンケツオメデトウゴザイマス！オキニイリサクシャトウロクシツレイシマス (2022年1月16日 0時) (レス) @page36 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2021年10月30日 20時
