カメラと刺客 ページ20
幹部達が集まっている間、医務室に兵士が入ってきて、ベッドの上で眠っているAを地面に叩きつけた
兵「お前に構ってる時間はねぇんだよ
さっさと起きろ」
Aがゆっくりと瞼を上げると目の前には我々国の兵士ではなくp国の兵士が立っていた
兵「進捗情報は」
Aが首を横に振ると兵士はAを殴り付けた
兵「この役立たずがよぉ！とりあえずテキトーな薬でもパクるか」
兵士が薬品棚や引き出し、収納から物をテキトーにかっさらって居ると小さな笑い声が薄く響いた
兵「・・・なに笑ってやがる」
『貴方、とっても醜いですね。私よりも』
兵「はぁ？！ふざけやがってこのガキ！」
殴る蹴るを繰り返す兵士だったが我にかえり
物を漁り終わるとAの腹にナイフを突き刺し窓から逃走した
『こんなのじゃ・・・死にませんよ』
少し動くだけで血が滴るがAは気にもせずベッドの下や枕、カバー等を引き剥がし大事と思われる書類や薬を確認し元へ戻した
『こんな事しか出来ないなんて本当に私は無能ですこと』
立っていられず膝から崩れ落ちたAは割れたガラスに反射する自分を覗き薄く笑った
『本当に・・・醜い子』
刺さっているナイフに触れないように傷口付近を触るA
ナイフに触らない理由は明白
指紋や汗、唾液等から犯人を探すであろうぺ神の為
武器の形状から所属国や名前を割り出すであろう兄さんの為
気付かなければどうにも思わない１つの事でも実際一番大事だったりするのをAは分かっていたのだ
それから小一時間ほど経過してからぺ神達の足音が廊下に響いた
『美しい方々は随分と・・・賑やかですね』
今のAには騒がしいその音ですら心地良い子守唄の様に聞こえ
『とりあえずおやすみ・・・なさい』
Aの中では実行後も確実に自分は生きていると踏んでまるで昼寝をするかの様に
ゆっくりと
意識を手放した
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葉っぱ - 完結お疲れ様です‼最終話を読んで今涙ボロボロでうっています。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月17日 21時) (
レス) @page36 id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動してしまったり微笑ましくなったりいろんな感情になりました！とても、面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) @page36 id: 072a11d2a3 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございます！！いやぁ、よかったよぉ(泣)この作品本当に好きですし、春よこーいw さんの作品全部好きです！ (2022年1月16日 10時) (レス) @page36 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
プライ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に好きな作品です！ (2022年1月16日 8時) (レス) @page36 id: ee059c340d (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - カンケツオメデトウゴザイマス！オキニイリサクシャトウロクシツレイシマス (2022年1月16日 0時) (レス) @page36 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2021年10月30日 20時
