詐欺師とカメラ ページ11
チーノ目線
ロボロからAに一番近いから迎えに行けって言われ非番なのに仕事をする俺
チーノ「さーて、ちゃっちゃと終わらせますか！」
ロボロから貰ったGPSのデータを元にAの元へ行くと森の奥深くで、なんなら崖の様になっている所の下に居た
チーノ「あっやっと見つけた！早く帰りますよ！みんな心配して・・・」
『来ないで！！』
今まで聞いた事無い程の声で叫ばれて立ち止まるとAは高価そうな腕時計を木の根の近くに埋めた
は？なんなん？何で時計埋めるん？
『私が死んだらこの時計グルッペンさんに返しておいて下さい』
チーノ「は？何言っとん？おもし・・・」
面白くもない冗談と言おうとしたら体が軽くふっとんだ
何で？一体どういう事なん？クッソAは大丈夫なん？
ふと目を閉じると傷だらけのAが見えて助けなきゃと痛む体に鞭打って立ち上がった
よし、ちゃんと立てる。両足はまだある
両手に視線を写し何回かグーパーとする
よし、ちゃんと10本指あるし動く
案外頑丈な体やなぁと薄く笑いAの居た場所に降りれば酷い姿のAが横たわっていた
チーノ「Aっあぁもう！あとでちゃんと説明はしろよ！」
Aが埋めた腕時計を掘り出しポケットに突っ込みAの気道を確保し脈を図った
チーノ「こちらチーノ！A迎えに来たらAが爆発物を持ってた模様。今は重症で意識不明！どうしたらいいロボロ！」
ロボロ「とりあえずA連れて戻ってきぃや！ぺ神には言っといたる」
冷静そうに聞こえる声の向こうでは走る音が聞こえた為安心してサスペンダーを外しAが安定する様にサスペンダーで固定しながらおぶった
チーノ「っしょ！ちょっとキツいかもやけど我慢してや！」
まぁ死ぬよりええやろ！
何も言わないAを背に乗せ俺は無我夢中で走った
城に着くとそこからは早く
しんぺいさんと医務室に消えてったAを横目に会議室に入りグルッペンに時計を差し出した
グルッペン「これは・・・」
チーノ「何でか知らんけどグルッペンに渡して欲しいってAが」
グルッペン「そうか、そうか」
含み笑いを溢したグルッペンをよそに俺も席に着くとショッピも到着し会議が始まった
さぁて、うちにケンカ売るんは何処のバカやろ？w
その会議では終始
皆の目は獲物を狙う獣の様な瞳だった
まぁ俺もその中の一人やけど
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葉っぱ - 完結お疲れ様です‼最終話を読んで今涙ボロボロでうっています。素敵なお話をありがとうございました。 (2022年1月17日 21時) (
レス) @page36 id: 2f7b225366 (このIDを非表示/違反報告)
あいる(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動してしまったり微笑ましくなったりいろんな感情になりました！とても、面白かったです！ (2022年1月16日 13時) (レス) @page36 id: 072a11d2a3 (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 完結おめでとうございます！！いやぁ、よかったよぉ(泣)この作品本当に好きですし、春よこーいw さんの作品全部好きです！ (2022年1月16日 10時) (レス) @page36 id: 74fcfd0a5e (このIDを非表示/違反報告)
プライ(プロフ) - 完結おめでとうございます！本当に好きな作品です！ (2022年1月16日 8時) (レス) @page36 id: ee059c340d (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - カンケツオメデトウゴザイマス！オキニイリサクシャトウロクシツレイシマス (2022年1月16日 0時) (レス) @page36 id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2021年10月30日 20時
