もう一度・・・

喫煙所 ページ7

コネシマは喫煙所につくなり地面に座り込みながらタバコを吸い出す

コネシマ「はぁ、ホンマに何で生かしたん・・・グルッペン」

鬱「さぁ？でもまぁ殺したくなかったでだけやろ。仲間やし」

喫煙所のドアを開け、乱れた呼吸を整えながらコネシマの消え入りそうな呟きに答える鬱

コネシマ「そんなん俺らのエゴやろ、何でまだアイツを苦しめないけんねん」

鬱「何でやろね。俺にも分からんわ」

ショッピ「あれ、兄さんたちも此処に居たんすか」

チーノ「どーも！」

コネシマ「なんや、お前らも来たんか」

ショッピ「まぁこれから忙しくなりますから先に一服しようと思いまして」

チーノ「俺もちょっとバタバタするんで」

鬱「あー二人ともAの持ち物と似たの買い占めに行くんやっけ？」

ショッピ「いや、俺は軍の中にいるクズを集めて投獄作業っす」

チーノ「１人でこんないっぱい買ってこいとか酷いっすよねぇ」

チーノは文字がびっしりと書かれたメモを片手にヘラヘラ笑った

コネシマ「犯人の顔割れたんか」

ショッピ「ロボロさんが一人残らず洗い出しました」

鬱「にしてもそいつら度胸あるよなぁ。疑われてて一回処刑されかけたけど一応幹部であるAの私物盗んで売り飛ばすとかよくやるわ」

コネシマ「俺らの行動が、アイツになにやってもええって思わせたんやろ」

鬱「・・・てかさっきのはなんなんシッマ」

コネシマ「あ？」

鬱「Aと目会わせてたやん」

コネシマ「アイツが昔俺にやった事」

鬱「どゆこと？」

コネシマ「革命後俺がアイツに関わらんようにしてたらアイツ俺のストーカーかってくらい引っ付いて来たやろ、そん時にやられてた事や」

ショッピ「ストーカーって」

鬱「あぁ、そんなんあったなぁw」

『目を会わせるとなんとなく相手の気持ちが分かるんだよ！それにせっかく海みたいに綺麗な色瞳なんだから自慢する勢いで人と目を会わせなよ！』

コネシマの脳裏にAの言葉が木霊して、コネシマはなんとなく鬱と目を合わせた

コネシマ「なぁ大先生、俺の目ぇみて何か言いたいことあるか？」

鬱「いや、特にないけど。しいて言うなら憎らしいくらいの114514でバリ気ぃ悪いな位？」

ショッピ&チーノ「「でた久々の114514」」

コネシマ「お前マジで首から下全部バラして売っ払ったろかワレェ」

鬱「え、なっ何？なんで？！俺なんかした？！」

急にビビリながら聞く鬱を横目に後輩2人はゲラゲラと笑いながらタバコを吸っていた

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