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『人間ってそういうものだもん。むしろ他人にも平等に愛情持てる人間なんて人間じゃないよ、オスマン風に言うと・・・我らが父？だっけ、いやっ母だったかな・・・あーとりあえず神様ってヤツよ』
オスマン「俺風に言うならちゃんと言い切りなさい」
『はーい』
ゾム「愛は尊いとか言うけどそんな事ない。それだけの話や」
それだけ言うとゾムは口を閉ざした
『それこそ優先順位だからねぇ』
ジッと自分の手を見つめるショッピ
『あらっ、ピンと来ない？じゃあさ私とグルッペンが崖から落ちて死にそうになったらショッピ君はどっち助ける？』
ショッピ「・・・グルッペンさん」
『その通り！自分達のボスだし。ショッピ君からすれば私よりグルッペンの方に情が深いからなのよ』
Aがショッピの目の前に移動すると笑いながら軽く眉間を小突いた
『皆仲良くとか子供に言うけど万人を助けようとするのなんて誰にも心を傾けてないのと同じなのよ』
『皮肉だよねぇ』と笑うAにショッピはまた首を傾げる
オスマン「誰を選ぶかって言うのが自然に決まっちゃうのが愛情なんよ、〇〇じゃなくて良かったって思うのもそれが割りきれなくて結局苦しむのもいろんな縁や情に繋がって生きている、ちゃんとした人間だからって事めう」
ショッピ「あっ」
オスマン「もう分かったかな？ゾムはゾムでこの苦しみを痛い程味わっとる。だからこそまだ何も知らない新人のショッピ君にはこんなの味わわせたく無かった、それも愛情めう」
Aはブンブン頭を縦に振りながらゾムに毛布を掛ける
オスマン「自分にとって大事な相手を丁寧に守りたいって思うのが人間めう」
『だから今回の問題はどっちもどっちだよねぇ
キレて掴みかかったゾムも悪いしグルッペンの入れ知恵に嵌まってどうにかしなきゃって突っ走ってゾムに相談するって頭を回さなかったショッピ君も悪いし』
Aがカップやお菓子の乗っていた皿、ゴミ等をまとめながら続けた
『総統の命令に従ったショッピ君は悪くないし後輩を守ろうとしたゾムも悪くない。簡単に折り合いは付かないだろうけどまぁ、ゾムも良いって言ってたしまぁ仲良くやんなよ』
ショッピ「ッス」
オスマン「よし、解散かいさーん」
『おやすみー』と扉から出ていくオスマンに手を振るA
ショッピも部屋に戻ろうとしたところで１つの疑問が喉に引っ掛かる
ショッピ「あの、Aさん」
『んー？』
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春よこーいw(プロフ) - フレンチクルーラーさん» ありがとうございます！思いつきばったりの作品ではありますが完結まで頑張ろうと思いますので最後まで楽しんでいただけると幸いです！ (11月30日 21時) (
レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - やっぱり作品全部好きです。珍しい感じですが楽しみにしてます (11月28日 15時) (レス) @page22 id: c6e205f5c8 (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - モモさん» お褒めいただきありがとうございます！全くヤバくは無いですよ！まぁ主はそれ以上提言せずニッコリ微笑んでおきますね！これからも頑張らせて頂きますw (11月21日 2時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 作者様特有のあのとても心にくる内容のお話が本当に大好き！絶対こんなこと言ってる私もヤバいと思うけどwこれからも頑張ってください！応援してます！あとちょこちょこ面白いネタがあるのも最高に癖になりますw (11月17日 20時) (レス) @page15 id: bd57c4fe8f (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - 烏丸さん» いやぁたまにはいつもと違うの書きたいなぁという思いつきで後先考えず書いてるのでこれからの流れとか正直まったく考えてないんですけどこれからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (10月24日 6時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2023年9月18日 22時
