食事 ページ5
しんぺい神が目を開ければ時刻午前５時
シャワーを済ませ朝食前にAの世話をする為医務室へ向かいベッドを仕切るカーテンを少し開けるとAは虚ろな目を開けて天井を見つめていた
ぺ神「A、おはよう。よく眠れた？」
自然に聞くしんぺい神だがAは無言のまま瞬きすらしない
ぺ神「A、分かってるだろうけどそんな事したって・・・意味ないよ」
しんぺい神は慣れた手つきでポケットから目薬を取り出しAの目にさした
ゾム「神〜、トントンが遅いっていってんで？」
ダクトからひょっこり顔を出すゾム
ぺ神「はいはい、今いくよ」
Aの瞼を閉じさせて余分な目薬を拭き取るとAを抱き上げて車椅子に乗せた
ゾム「・・・また瞬きしいひんかったん？」
ぺ神「うん、自分が何も出来なきゃ不必要判定受けて楽になれるって本気で思ってるみたい」
「治療は出来ても流石に希死念慮を取り除くのは無理かなぁ」と笑うしんぺい神を見ながらゾムは唇を噛み締めた
ゾム「俺はっ・・・もう解放してやった方がええと思う」
ぺ神「・・・まだそんな事言ってるの？最終決定はグルッペンが決めたでしょ」
車椅子に押して医務室を出ようとしてる所でゾムがダクトから降りてしんぺい神に続く
ゾム「でもっそれはAからしたら拷問の延長線やないの？生きてて本当に幸せになれるん？また撫でてくれるん？また・・・笑ってくれるん？」
下を向いて後ろをついてくるゾムに目線を落とすことをせずしんぺい神は雑面の下で無理やり笑顔をつくった
ぺ神「どうだろうね？Aがどう思うかだね」
しんぺい神がそう言うとゾムは「そっか」と小さく呟きAの前へ移動するとバタバタと自室へダッシュして行き戻ってくると匠の顔の柄をしているブランケットをAにかけて両手に小さな匠のぬいぐるみを握らせた
ゾム「あげるわ・・・いっ要らんかったら捨ててええから！」
ぺ神「わぁ見事にクリーパーまみれ、なに？ゾムのマーキングかなんか？w」
ゾム「ちゃう！昔・・・Aが欲しい言ってたから」
そう言ってダクトへ消えていくゾム
ぺ神「よかったねA、プレゼントだってさ」
そんな事を言いながら食堂へ着くとしんぺい神は「おはよー」と挨拶しながらAの乗っている車椅子を兄さんとしんぺい神の間に固定して自分の席に座る
グルッペン「よし、では頂こう」
グルッペンの一言で食事が始まった
シャオロン「そういえば大先生は？」
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春よこーいw(プロフ) - フレンチクルーラーさん» ありがとうございます！思いつきばったりの作品ではありますが完結まで頑張ろうと思いますので最後まで楽しんでいただけると幸いです！ (11月30日 21時) (
レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - やっぱり作品全部好きです。珍しい感じですが楽しみにしてます (11月28日 15時) (レス) @page22 id: c6e205f5c8 (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - モモさん» お褒めいただきありがとうございます！全くヤバくは無いですよ！まぁ主はそれ以上提言せずニッコリ微笑んでおきますね！これからも頑張らせて頂きますw (11月21日 2時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 作者様特有のあのとても心にくる内容のお話が本当に大好き！絶対こんなこと言ってる私もヤバいと思うけどwこれからも頑張ってください！応援してます！あとちょこちょこ面白いネタがあるのも最高に癖になりますw (11月17日 20時) (レス) @page15 id: bd57c4fe8f (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - 烏丸さん» いやぁたまにはいつもと違うの書きたいなぁという思いつきで後先考えず書いてるのでこれからの流れとか正直まったく考えてないんですけどこれからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (10月24日 6時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2023年9月18日 22時
