馬鹿 ※閲覧注意 ページ37
それからAは変わらない生活をしていたが
今日は独房の中に居た
コネシマ「何でAがおるんオスマン」
オスマン「ソイツ中々口割らんやろ?Aならどーにか出来るかもと思って」
『勝手な話』
コネシマ「・・・嫌ならドギツク断った方がええでA」
『いいよ別に減るもんじゃないし』
キーキー鳴る車椅子に乗って侵入者をみるA
『やぁ私は元幹部のA、A・シュレディンガー。よろしくね』
オスマン「現幹部めう」
『あっそ、どーでもいい』
Aを睨み付けながら黙り混む侵入者
『ありゃ、本当に喋らないね。まぁ仲良くしようよ』
そう言って右手を差し出すと侵入者は両目を見開いて3人の顔をみわたした
『一応まだ指が多い方が良いかなと思ったんだけど、どうしたの?そんなにビックリして』
侵入者は口を固く閉じながらもAを足の先から頭のてっぺんまで観察する
『一言くらい話しなよ。まぁいっか
この手はね此処の幹部にされたの。誰だかは忘れたけど』
オスマンとコネシマがなにも言わずにいるとAは自分のフェイスベールを捲り顔をさらけ出したりウィッグを軽くつまんで持ち上げたりと楽しそうに好き勝手していた
『貴方が喋ろうが黙りこもうがどーでも良いけどさ。私よりキッツイ事されるのは覚悟してから黙りなね』
Aの言葉に小さく震えていた侵入者に対してAは容赦なくその時の感覚や状況、幹部たちの顔等を事細かく話していくにつれてガタガタと音をたてるようになった
『どうしたの?こんなの序の口だよ。まぁ貴方はみた感じ男だから人間の子供じゃなくて異種の子供って所じゃない?虫とかそっち系』
侵入者「俺は、どうすればいい」
顔色を青超えて真っ白にし血走った目で奥歯をならしながら怯える
『さぁ?此処にいる2人が教えてくれるんじゃない?私はこの通り1人じゃ行動出来ないから有無を言わず連れてこられたからとりあえず後輩の顔拝みに来ただけ』
侵入者「後輩だと」
『私此処に3年くらい居たんだよね、貴方より先に此処に居たんだからあんた私の後輩でしょ』
そう言ってオスマンに『帰る』と言うとオスマンが車椅子を押す
『あっそうそう、死刑なら絞首刑じゃなきゃ良いね』
侵入者「は?」
『失敗とか中断するとこうなるからさ』
Aが襟をクイッと引っ張ると侵入者は声なき悲鳴を上げる
Aの首には真っ黒な朝縄の様なアザが残っていた
『年跨いでるのに消えないんだよね、このアザ』
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春よこーいw(プロフ) - フレンチクルーラーさん» ありがとうございます!思いつきばったりの作品ではありますが完結まで頑張ろうと思いますので最後まで楽しんでいただけると幸いです! (11月30日 21時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - やっぱり作品全部好きです。珍しい感じですが楽しみにしてます (11月28日 15時) (レス) @page22 id: c6e205f5c8 (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - モモさん» お褒めいただきありがとうございます!全くヤバくは無いですよ!まぁ主はそれ以上提言せずニッコリ微笑んでおきますね!これからも頑張らせて頂きますw (11月21日 2時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 作者様特有のあのとても心にくる内容のお話が本当に大好き!絶対こんなこと言ってる私もヤバいと思うけどwこれからも頑張ってください!応援してます!あとちょこちょこ面白いネタがあるのも最高に癖になりますw (11月17日 20時) (レス) @page15 id: bd57c4fe8f (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - 烏丸さん» いやぁたまにはいつもと違うの書きたいなぁという思いつきで後先考えず書いてるのでこれからの流れとか正直まったく考えてないんですけどこれからも楽しんで頂けるように頑張ります! (10月24日 6時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春よこーいw | 作成日時:2023年9月18日 22時