梟は夜が怖い ページ27
トントンさんの専属メイドは宣言通り地下牢で冷たくなっていた
わざわざ用意してたのか大きなブルーシートを敷き、粉の殺虫剤のようなモノを頭から被ってそれはもう幸せそうに微笑みながら首を横一文字に切り裂いていたらしい
俺が出来なかったことを彼女は２つもやりとげてしまった
俺はあんなに俺の世話をしてくれた人を壊してしまった
正直俺は幹部に向いてない人間や
同期のショッピは特殊性癖持ちでダウナー系だが任された仕事はキッチリとこなすし俺より細身の癖に戦闘面でもゾムさん以来の好成績を残しコネシマさんの推薦により満場一致で幹部入りしたが俺は完璧に真逆
任された仕事もドジして潰して戦闘面でも満心による油断や恐怖により体が動かなくなったりとポンコツ中のポンコツやった
そんな状態であれば軍内での弄りやイジメの対象になるのは火を見るより明らかや
まぁ弄りもイジメもしっかりとあったんやけど
そんな中俺を見つけてくれたのがAさんやった
『君たちナーニしてんの？』
彼女の身長よりも長いであろう鞭をいじりながらヘラヘラと笑いながらこちらによって来たAさん
俺をいじめてた兵が言い訳をすれば笑顔で鞭を地面に叩き付けて地面に亀裂を作っていく
『言い訳は終わり？ならさっさと訓練に戻りな？私が報告してもゾムやコネシマ、シャオロンが庇って貰える位には使える人間にならなきゃでしょ？』
ニッコリ笑うAさんにビビって奴等が逃げ出すと俺の隣に座り顔を覗きこんできた
『ねぇねぇなんでやられっぱなしだったの？たぶん君なら反撃出来たでしょ？』
チーノ「アッハハっ俺ってばドジで・・・すみません」
『何に対してのごめんなさいなの？何で論点ズラしてまで謝罪するの？』
チーノ「何ででしょうねっ・・・失礼します」
Aさんと初めて会ったときはたしかこんな感じの会話やった
あの時は俺のせいで他の奴等が罰せられるのは嫌やったし、これ以上苦しみたくなくて逃げたっけな
それからと言うもの、ふと視線を感じると必ず何処かからAさんがみていて、俺が気付くと次の日はさらに遠くへ、気付かなければ少し近付くという謎の行動が見られた
チーノ「あぁもう！なんなんですかいったい！俺に恨みでもあるんですか！」
『別に？てかさ君最近話題のショッピ君と同期でしょ！何でイジメられて大人しくじっとしてるの？』
チーノ「関係ないでしょ！」
『あるよ！だって君もショッピ君並みに強すぎるんだもん』
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春よこーいw(プロフ) - フレンチクルーラーさん» ありがとうございます！思いつきばったりの作品ではありますが完結まで頑張ろうと思いますので最後まで楽しんでいただけると幸いです！ (11月30日 21時) (
レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - やっぱり作品全部好きです。珍しい感じですが楽しみにしてます (11月28日 15時) (レス) @page22 id: c6e205f5c8 (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - モモさん» お褒めいただきありがとうございます！全くヤバくは無いですよ！まぁ主はそれ以上提言せずニッコリ微笑んでおきますね！これからも頑張らせて頂きますw (11月21日 2時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 作者様特有のあのとても心にくる内容のお話が本当に大好き！絶対こんなこと言ってる私もヤバいと思うけどwこれからも頑張ってください！応援してます！あとちょこちょこ面白いネタがあるのも最高に癖になりますw (11月17日 20時) (レス) @page15 id: bd57c4fe8f (このIDを非表示/違反報告)
春よこーいw(プロフ) - 烏丸さん» いやぁたまにはいつもと違うの書きたいなぁという思いつきで後先考えず書いてるのでこれからの流れとか正直まったく考えてないんですけどこれからも楽しんで頂けるように頑張ります！ (10月24日 6時) (レス) id: fa6ba2ac8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春よこーいw | 作成日時：2023年9月18日 22時
