もう一度・・・

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コーヒーカップを持つエーミールの手は震え、唇も微かに震えている姿を見ながらオスマンは続けた

オスマン「現に俺は後悔に溺れる気は更々無いし」

オスマンの発言にエーミール両目を見開いたが鬱は迷わず笑顔で銃の照準を合わせた

鬱「マンちゃんって実は俺らが分かってる以上にヤバイヤツやったりする？悪い意味で」

オスマン「てかアンジェも自分の仕事を完璧にしただけで誰も悪くないんよ、ハナっからこの結果しかあり得なかったってだけやん」

鬱「遺言・・・それでええ？」

エーミール「大先生！落ち着いて！」

エーミールが鬱を抑えるも鬱は腕だけは動かさずオスマンの脳天一点を狙っていた

オスマン「確かに俺らがしたのは何者にも耐え難い蛮行めう。でもほかの道なんか無かったやろ？」

エーミール「それは我々全員が疑ったからであって！」

オスマン「はぁ、まず自分等のタラレバ無くさんとお前らは話通じんのか？」

オスマンがそう発言したと同時に鬱は２発撃ったが走ってきた何者かに弾かれた

オスマン「早かったな？らんらん」

ひとらん「大ちゃんもオスマンも勘弁してよ、いい年してエミさん泣いちゃってんじゃん」

鬱「ウッサイなぁ！」

オスマン「なぁ大先生。お前が手首切って寝ずに仕事して自分を追い詰めまくった所でAは帰ってこんよ」

鬱「黙れや！！」

オスマン「大先生にロボロ、シャオロン、トントンにエミさんにしんぺい・・・みーんな自分責めるけどそれってただの自己満でなーんにもならんやろ？」

鬱「だったらなんや！お前やって同じ穴のムジナやろ！Aを壊したんは俺らや！」

オスマン「それは否定せんよ？でもそうやってその場で足踏みして前にも後ろにも行かんお前らと同じにされた無いわ」

エーミール「これは前から言いたかったんですけど・・・オスマンさんは随分と落ち着いてるんですね」

オスマン「逆に聞きたいんやけど。お前らっていつから神になっためう？」

鬱「は？神？」

ひとらん「大ちゃん、エーミール辛いだろうけどちょっとだけ考えてみて？」

オスマン「お前らはこれから一生Aが帰ってこんみたいに物事を進めるけど、お前ら全知の神なん？」

エーミール「でもっオスマンさんだってさっきもうAは人間なんかに戻ってこないって」

オスマン「皆が今のままならな」

鬱「もう意味分からんわ」

オスマン「グルッペンは今までやないでこれからに掛けてAを生かしてるんよ」

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