軍議。 ページ17
「はい、軍議。始めるよ〜。」
はいはい、と手を叩き、初期刀らしく加州は少しうるさかったその場を静めた。
今から軍議。いわゆる全体の会議のようなものをする。
これは、審神者がこれから毎回しようと提案したもので、大切なことはみんな集まってする。ということになっている。
「じゃあ、何かあった人いる？」
「は〜い！」と元気のいい声で手をあげたのは乱ちゃんだった。
「あのね、新しく出来た友達に聞いてみたんだけど、ここの町、やたらと事件が多いんだって
主さんのいた世界では大事件になるような爆破事件も何回もあったらしいし…」
「僕は怪盗ってのがいるっていうのは聞いたかな。クラスの女子が言っていたよ。゛キッド様゛なんて言ってたかな。」
「乱も青江も、もう情報収集したんだね…。そんな事件が何回も…」
確かにおかしい気がする。でもそんな事はこの町にとっては普通のことになっているらしい。
次に、公務員の職業になった長谷部が「俺からもいいですか」と言った。
「公務員という職に就いてわかったんだが、この町の死亡件数が余りにも多すぎる。
確かに、乱も言ったが、爆破事件もあるが、それ以外にも殺傷事件、毒殺事件などの話が毎日のようにあった。」
「そんなヤバいのこの町…。で、その殺傷事件、毒殺事件とかの犯人は捕まってたりするの？」
「はい、必ずと言っていいほど犯人は捕まります。
…で、その時には必ずある人が関わっているそうです。」
そして、長谷部はその人達の写真を出した。
写真には、ちょび髭のおじさんと、高校生であろう女の子、それと、コナンくんが写っていた。
「あれ、安定。これ毛利さんと今日あった子供だよね？」
「うん。これ毛利さん達だよ。」
写真を見た瞬間に安定と清光がそう話した。
どうやら、加州と安定はこの女の子を知っているらしい。
知っていたとは思わなかった長谷部が「こいつを知っているのか」と聞いた。
「うん、俺らの同じクラスの女の子。その隣に園子っていう人とかがいたけど。
んで、隣にうつってる子供は、主のバイト先で会った」
「そっか…。とりあえず、今はその3人を調べるね」
私はそう言って、両手をパンっと叩く。
そうすると、透けてみえる水色のホログラムが出てきた。
2205年の最新式機械。これを使って私はその3人の名前を出した。
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きな - うわああ！更新頑張ってください！ (2023年3月24日 10時) (
レス) @page26 id: 7405d6c8ca (このIDを非表示/違反報告)
Ｑたん - どもども！神様ヤッホー★ 更新頑張ってください (2018年11月12日 23時) (レス) id: 1e4cd3bd39 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - ゆきうさぎさん» 指摘ありがとうございます！修正致しました！ (2018年6月12日 0時) (レス) id: 211bc7fd97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ(プロフ) - 最後の不動君のセリフの部分ですが、"与えるな"が"与えな"になっていますよ (2018年6月3日 17時) (レス) id: e6f8793f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風来 | 作成日時：2018年5月5日 17時
