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加州清光と、大和守安定。
そう、入ってきたのはとても見覚えのある。というか今日の朝にも会った2人がいた。
「あ、…ある」
「あいはらさんじゃないか、こんにちは。」
・・・・
゛主 ゛
と言ってしまいそうになっていた安定を、丁度遅れてやってきた青江が、その言葉をかき消すように言った。
「こんにちは。あと久しぶりだね。
青江に清光、安定まで…どうしたの?」
「久しぶりに清光達との再会だからね。
どこかで雑談でもしようかと思ってたら、クラスの女の子達がここを勧めてくれたらしいんだ。Aさんも、久しぶり。」
「ねぇ、お兄さんは、Aさんの知り合い?」
「うん、そうだよ。僕は京極 青江。
向こうの双子はAさんの従兄弟で、僕は…それ経由で知り合ったんだけどね?」
あらかじめ作った設定をスラスラと話す青江に対して、清光と安定はまだ固まっている。
「ほら、清光くん、安定くんも自己紹介。」と、青江が言うと、2人はやっと動き始めた。
「…俺は清光。青江から言ってもらった通り、Aとは従兄弟。」
「ぼくは安定。清光とは双子だよ」
「その制服帝丹高校のだよね〜!」
「うん、今日転校してきたんだ。だからここら辺の事もよくわかんなくてね。」
安定がコナンくんと喋る姿にほっとしつつも、この少年は結構な知りたがりやなんだなぁ、と思った。
子供って軽率になんでも聞いちゃうもんね…。
「とりあえず3人とも、注文はどうする?」
「俺は珈琲。安定と青江はどうする?」
「パンケーキと、えっと……かふぇおれ!」
「僕はオレンジかな。」
注文を確認して、榎本さんに伝えたところで、3人はカウンター席に座った。
3人とも学生服が本当に似合っていて、傍から見ればただの男子高校生のよう。
きっとこれを写真におさめて、後輩の審神者2人組に送り付けたら「なるほど現パロですね!もっとください!」と返信がくると思う。
今はあくまでも仕事中なので、後から撮らせてもらうと思っていると、コナンくんが清光の手をじっと見つめているのがわかった。
「ねぇ、お兄さん達って、剣術とかしてるの?」
___
こんばんは風来です。
貞ちゃん来ました。中間もうすぐ終わります。
それと、お気に入りに追加が200を越えました。ありがとうございます。
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きな - うわああ!更新頑張ってください! (2023年3月24日 10時) (レス) @page26 id: 7405d6c8ca (このIDを非表示/違反報告)
Qたん - どもども!神様ヤッホー★ 更新頑張ってください (2018年11月12日 23時) (レス) id: 1e4cd3bd39 (このIDを非表示/違反報告)
風来(プロフ) - ゆきうさぎさん» 指摘ありがとうございます!修正致しました! (2018年6月12日 0時) (レス) id: 211bc7fd97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきうさぎ(プロフ) - 最後の不動君のセリフの部分ですが、"与えるな"が"与えな"になっていますよ (2018年6月3日 17時) (レス) id: e6f8793f29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:風来 | 作成日時:2018年5月5日 17時