【刀剣乱舞】審神者、現世に行くってよ【 名探偵コナン】

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「皆…揃った、ね。」


大広間には約60振りくらいの刀剣男士。
初めてこんなことがある南泉一文字くんは何事かと辺りをキョロキョロと見ている。かわいい。

「はい、みんな〜。静かに。」

パンパンと手を叩き、ざわざわと騒がしかった空気を一気に消す。



「え〜…。今から本丸、緊急会議を始めます。

とりあえず、政府からこの本丸に任務の指令がありました。」


2205年代の新型の端末を使って、ホログラムの大きな地図を出す。
そして、任務に行く東都という所を拡大する。


「時代は平成。場所はその世界の日本の首都東都。

ここに、時間遡行軍の歴史干渉が発見されました。
政府からの指令は、歴史干渉の原因、時間遡行軍を倒せ。」


「私も同行するから、本丸は空けます。

その代わり、春空と夏輝がここに来る。必要出陣回数も少し減らしてくれるらしいから、ちょっとはゆっくりできると思うよ。」


「…んで、ここからが本題。」


「私の発言でちょーーーっと察してくれた人、いるかもしれないけど。

そうなんだよねぇ…。そう、実は特別出陣で12振り、2部隊分の刀剣男士しか私と一緒に行くことしか出来ないんだよね…。


ってな訳で」







「私と現世に行きたいよ〜って刀(ひと)、いる？手上げて〜。」


「「はい！！！！！！」」


やっぱり察してたけど、…うん。
数える必要もなく、手を挙げたのは全員。

つまり、約60振りが手を挙げてると…。
5分の1の確率なんだけどなぁ…。


「ここは公平にジャンケンにしますかぁ！！！」


やけくそだよね。知ってた。

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