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第66話 ページ25

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ゆりや「 ……洸 」





屋上に寝そべっていた洸は顔だけ入り口の方に向けた





洸「 んー? 」


ゆりや「 仕事…やらないのか? 」


洸「 …わりぃ、Lightをもっと広められるかもしれねぇのに、できなくて 」


ゆりや「 そうじゃねぇよ 」






ゆりやは屋上の扉を閉めて洸の隣に腰かける






ゆりや「 お前自身はそれでいいのか? 」



洸「 俺自身…… 」



ゆりや「 いつまで、そんなんに縛られてるんだよ 」





ゆりやは洸の頬を摘まむ。





洸「 ん!?なに、ひやがる!! 」





ゆりや「 洸!もっと笑え!!! 」





抵抗する洸に対し、ゆりやはムニムニと頬を伸ばす。






洸「 放、せっ……!! 」





ゆりやはバランスを崩す。






ゆりや「 え!?あ、ちょ!洸!! 」




洸「 おわっ!?ゆり!? 」








ドサッという音と共にゆりやは洸の上に覆い被さる形になった。






ゆりや「 イケメンが目の前にいる〜♪ 」



洸「 バカッ!!!お前ッ!!!! 」





小柄でも空手部のゆりや。
そう簡単に洸も脱出することができない。





洸「 ゆり〜ッ!覚えてろよ…! 」



ゆりや「 なんのことかな〜♪ 」





ノリノリで洸の顔に自分の顔を近づける。






お互いの吐息か当たる近さまで近づいた。






洸「 あぁ…うっ…離れろ…/// 」


ゆりや「 はいはい。なんて俺が聞くと思うか? 」


洸「 …お前は何がしたいんだよ 」






ゆりや「 ………お前が欲しい 」






舌を出し微笑するゆりやに
洸はゾクッとするような寒気を感じた。





洸「 まてまてまてまて!…ん/// 」





洸の言葉を遮るように、ゆりやは唇を重ねた。





洸「 っん…ふ…ッ// …ゆり…// 」





ゆりや「 やっと、いずみんの気持ちが分かったわ〜……洸くんカワイッ♪ 」








バンッ!!






泉「 はぎくん!って…ゆりくん!?なにしてんの!? 」





泉が屋上のドアを開け入ってきた。





ゆりや「 おー噂をしたらなんとやら…いずみんの登場だな☆ 」






未だに顔を真っ赤にしている洸から降りるゆりや



洸は上半身だけ起こし口元を隠し、泉を見上げた。

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そあた(プロフ) - 絢☆さん» とても嬉しいです!ありがとうございます!!! (2018年3月7日 7時) (レス) id: c208887135 (このIDを非表示/違反報告)
絢☆ - いつも楽しく読ませてもらっています!自分の中でこの作品は名作と勝手ながら思っています!これからも頑張ってください! (2018年2月17日 3時) (レス) id: 12fca75d2a (このIDを非表示/違反報告)
そあた(プロフ) - 悪魔黒猫さん» ありがとうございます〜!! (2017年7月17日 18時) (レス) id: c208887135 (このIDを非表示/違反報告)
悪魔黒猫 - すごい面白いし、読んでいて楽しいです!更新頑張ってください! (2017年7月17日 16時) (レス) id: d4e13feb15 (このIDを非表示/違反報告)
そあた(プロフ) - 小学博士ナノです〜〜!さん» 嬉しいです!! (2017年6月26日 22時) (レス) id: c208887135 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そあた | 作成日時:2017年5月22日 20時

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