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15* ページ15

シーズン開幕までの時間が着々と減り、
私が巨人軍の仲間入りを果たしてからの時間が増えた。


そして私は、だんだんと仕事が手につくようになってきた。







生活習慣も、学生だった1ヶ月前より随分と変わった。忙しくなった。いや、充実してきた。

でも、勇人の側に居られる時間も増えた。









内海「Aちゃーん。今から投げるから」

「はーい。ブルペンですよねー?」

山口「そうそう」






仕事内容として、私は試合中や練習中の選手の写真を撮ればいいはずなんだけど。


最近、内海さんたちが“今から投げるから撮って”と知らせてくる。




写真撮ってほしいらしい。









みんな平等に撮ってるんだけどな。





とにかく、投球練習中のブルペンへとカメラを持って向かう。









宮國「あっ、Aちゃん」

「宮國さん、もう投げちゃいましたか?」

宮國「僕はね。今は、内海さんが投げてるよ。もしかして、呼ばれた?」

「はい。山口さんにも」

宮國「勇人さんも、呼んでますよ」

「えっ?」







内海さんと、山口さんの写真を撮っていたけど、宮國さんが教えてくれた通り扉のところに勇人が立っていた。


目を向けると、手招きをされた。









「どうしたの?」

『素振り、連写で撮って欲しいんやけど』

「分かった。ちょっと待ってて」

『ありがとな』









“打撃フォームを確認するため”というちゃんとした理由がある勇人を撮りに行くため、ブルペンを後にすることにした。


内海さんと山口さんは試合の時にまた、たくさん撮るしね。






勇人を追ってブルペンを後にしようとすると、





内海「えっ、Aちゃん、もう行くん?」

「はい。坂本さんに、明確な理由で撮影をお願いされたので、行ってきます」

内海「えー、俺らやってちゃ」

山口「行ってらっしゃーい」







山口さんが内海さんをブルペンへと引き戻してくれて、私も早く勇人の所へ向かう。









外へ出ると、みんなT練習をしていた。


勇人は、奥で原監督と何か一対一で話している。個人指導かな?







原「おっ、Aちゃん。来た来た」

「はい。坂本さんのフォームを連写でいいんですよね?」

『お願い。横からと正面から撮って』

「分かりました」





言われた通り、坂本さんの、横と正面から連写写真を撮る。









あっ、そうそう。

業務中は“勇人”じゃなくて“坂本さん”って呼ぶことになったんだ。

16*Hayato→←14*Reira



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設定タグ:坂本勇人 , 長野久義 , 野球   
作品ジャンル:恋愛
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ひー(プロフ) - はるかさん» ありがとうございます(><*)ノ~~~~~ (2014年8月20日 13時) (レス) id: 1c229173bd (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 大丈夫ですよー!笑 (2014年8月19日 15時) (レス) id: 4b836620b4 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ハルさん» ぎゃー、めっちゃ返信遅れちゃいましたっ!! (;_;)/~~~ (2014年8月18日 12時) (レス) id: 1c229173bd (このIDを非表示/違反報告)
izu - 私、大の巨人ファンですが、キャラも名前の呼び方も完璧です!更新楽しみにしてます。 (2014年8月18日 8時) (レス) id: fa9032beb3 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - ありがとうございます! (2013年11月10日 23時) (レス) id: 10481c6579 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひー | 作成日時:2013年10月2日 18時

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