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突然突風が吹き、周りの空気が冷たくなるのがわかった。
6「ッッッッッ!!!」
目を開けると目の前には赤に染まった少女が立っている。
華奢な体をしており、肌の色は青白い色をしている。
6「う、うわぁぁ!?」
俺は今すぐ逃げ出そうとした。
そのとき
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「待ってください。大丈夫ですよ、今宮さん。私に任せてください」
横に立っていた女の子は俺の肩に手を置いてにこりと笑った。
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あぁ…安心する。
一般人なのに、全く会ったことないのに。
この子が大丈夫といえば心が落ち着くのがわかった。
「君のような幼い子の命が奪われてしまったのは、本当に悲しい。
でもね、だからって自分の代わりを探してのり移るのは間違ってる。
君はちゃんと成仏しなければならない。
今、楽にしてあげるよ」
そう言って襲いかかってきた少女を、懐から紙を取り出してボソボソと何かを唱えた。
その女の子の持っている紙がひかり、少女は紙の中に吸い込まれていった。
俺が唖然として見つめる中、
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『ウワァァァァァァァァァァァ』
少女の叫び声が聞こえた。
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それは
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俺が生きてきた中で、一番悲痛な叫び声だった。
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです!前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています!https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます!テストとスランプを乗り越えて更新します! (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです!おもしろいです!続きがみたい.........! (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…(歓喜)ありがとうございます(泣)更新頑張ります! (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー!今までの全部面白いです! (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るかわ x他1人 | 作成日時:2019年9月10日 16時