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今宮side
肩の重さを気にしつつ、なんとか延長12回までやって試合には勝った。
しかもタイムリーツーベースも打てたし、ヒーローインタビューは俺とギータだった。
この後もう一度針打ってもらおうと思いつつ、SNSにのせる写真を撮ってもらっていた。
しかし、いつもなら3.4枚で終わるはずの写真が6.7枚撮っても和子さんは納得した顔をしなかった。
6「あの、どうしたんですか」
和「あ、ご、ごめんね。なんかカメラの調子が悪くて」
9「和ちゃんほんま？顔真っ青やで？」
あ、ほんとだ。和子さんすげー顔色悪い。
9「なあその写真見せてや」
和「あ、ちょ、ちょっと！」
ギータがひょいっとカメラを奪って写真を見ると、目を見開いて固まっていた。
6「え、ちょ、ギータさんまでなに」
そう言って固まっているギータの持ってるカメラを覗いた。
.
そこには
俺の首から上が写っていなかった。
6「ぇ…………」
どういうことだ、俺は慌てて撮った写真を何枚も見た。
しかしどれも俺の首から上がない。
それに
9「なあ、これ、血………か………？」
俺の肩には血が流れる跡があった。
急いで自分の肩を見たがなにもついていない。
6「な、なんだよ…これ……！」
和「とりあえず、今日は動画だけのせときます。動画はちゃんと撮れてるから…。
あと、ちゃんと清めにいったほうがいいかも」
6「……はい」
俺は重い足取りでロッカールームへ向かった。
椅子に座りながら自分の荷物をまとめていた。
ふと急に眠気が襲ってきた。
6「(今日は朝早くに起きたから眠いな….延長12回まで試合したし)」
そう思っているといつのまにか俺は眠っていた。
.
.
………テ
……ッテ
なんだ………？女の子の声が聞こえる
？なんていってるんだ？
それに真っ暗でなにも見えない
というか、目がのあたりがひんやりする。
………ッテ
それに肩になにかがのっている気もする。
………ッテ
そうだ、俺、朝起きたときは全然肩重くなかったじゃん。
じゃあいつから………？
.
そうだ
.
あの花とランドセルを見てからだ
.
思い出した瞬間目から何かが離れた
それでもなにも見えない
そう思った瞬間
目の前に
『カ ワ ッ テ 』
.
赤い血で染まっていた少女の顔が
俺の目の前に現れた
.
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです！前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (
レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます！テストとスランプを乗り越えて更新します！ (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです！おもしろいです！続きがみたい.........！ (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…（歓喜）ありがとうございます（泣）更新頑張ります！ (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー！今までの全部面白いです！ (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るかわ x他1人 | 作成日時：2019年9月10日 16時
