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「変なものを映す鏡ですか…」
36「そんなんです、俺の体が鏡の中で勝手に動いたり、人の顔が映ったりするんっすよ。
まるで鏡の世界があるみたいに」
「なるほど………わかりました。
多分鏡の世界なんてロマンチック話じゃないですね」
"最悪の場合、死 に至りますよ"
36「ッ…！」
柳さんの言葉に背中が凍った
やっぱり危険なものだったんだ…！
「でも大丈夫ですよ」
優しい声に、俺は顔をあげた
「私に任せてください」
柳さんの笑顔を見て、ホッとする俺がいた
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「鏡というのは、悪霊を引きつけやすいんです。
特にたちが悪いのは鏡の中で動く霊なんです。
昔、幼い少女が同じ体験をして、心臓麻痺でなくなったそうです」
36「え」
じゃあ俺もいつか………
「大丈夫です。今からお祓いするんで、ちょっと外にでましょう」
6「だーいじょーぶだって、Aちゃん信じろって」
そう背中を押されて鏡を持って外へでた。
よほど不安な顔をしていたんだろう、なんだか自分が情けなくなった。
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「大丈夫です、お祓いはすぐ終わりますよ」
そういって柳さんは鏡に巻き付いていたタオルとり、地面においた。
すると懐から人の形をしたお札のようなものを取り出した。
「〜〜〜〜〜〜〜」
目を閉じ、ボソボソと鏡に向かって何かを言っている。
すると
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『ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ』
鏡から唸り声が聞こえた。
霊感なんてからっきしない俺でも黒い塊がお札に吸い込まれているのがわかった。
これが悪霊なのか…！
現実離れしすぎててアニメの見過ぎかと思ったほどだ。
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しばらくすると柳さんは息をフゥっと吐いて笑顔でこちらを向いた。
「これでもう大丈夫ですよ！
念のためにこの鏡は私が預かります。
それでもいいですか？」
36「え、それはいいけど、危なくない？」
「もうこの鏡は普通の鏡です。
心配することはないですよ！」
36「そうなんだ…
ほんとにありがとう」
「あはは、大丈夫ですよ」
6「ほんとにAちゃんすごいね！！
かっこよかったよ！！」
「ふふ、今宮さんもうまいこといって。
あ、牧原さん。
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やっと敬語抜いてくれましたね」
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俺は一瞬キョトンとしたがすぐ笑顔になった。
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです！前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (
レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます！テストとスランプを乗り越えて更新します！ (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです！おもしろいです！続きがみたい.........！ (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…（歓喜）ありがとうございます（泣）更新頑張ります！ (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー！今までの全部面白いです！ (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るかわ x他1人 | 作成日時：2019年9月10日 16時
