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俺は福岡に帰る前に、少しだけ葬式き顔を出した。
その悲しすぎる現実を、俺はまだ信じられずにいた。
少ししかいられないが、俺は友人にあいつに子供がいたことを話した
しかし
「いや、あいつから子供の話なんて、聞いたことないよ」
8「え?」
子供がいない…ましてや、結婚すらしていなかった
8「(疲れてんの、俺のほうだったのかな)」
見間違えたんだ、そう思って福岡への飛行機へ乗った。
.
そしてまた出会った
あの男の子に。
今度は俺がよく行く店の店主だった
その店主も、道路の向こう側にいた。
8「え…」
この前と似たような子が、店主の袖を掴んでいる。
しかし子供の格好と店主の格好が、どうも合わない気がする。
店主はそのままぬけだしたのか、油がとんで、シミになっている白いエプロンを身につけているが、子供は小綺麗な正装をしていた。
俺は声をかけようか迷ったが、どうもあの子供がきになるのでやめた。
しばらくその店にはいかなかった
そして数日がすぎ、その店主の店に行ってみようと思った。
しかし
.
.
8「あれ、店がしまってる」
ほとんど年中無休だったその店が、シャッターを閉め、張り紙を張っていた
俺から少し離れたところで、近所の人なのか、コソコソと話していた。
「あそこの店主、自 殺したみたいよ」
「え?!そうなの?てっきり年かと思ったわ」
「私もそう思ったけど、違うみたい。
それにしても、なんであの人が…」
8「え、しんだ…?」
ありえない
ほんの数日前まで元気そうにしてたのに
それがいきなり自 殺 だなんて考えられない
8「…………あ、あの子供…」
そうだ、俺があの子供を見ると、そのそばにいた人が次々となくなっていく
8「(霊感なんて全くないのに…)」
それから俺は、いろんな場所であの子供をみた。
行き倒れだホームレスの近く、駅のホーム、交差点のそば
そしてその子供は大概誰かの袖を掴んでいた
8「(なんで…なんで誰も気づかないんだ)」
このままじゃ、見殺ししてるようなものだ
俺は何とも言えない感情を抱えながら、ドームへ向かった
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るかわ(プロフ) - 作者のるかわです!前のアカウントにログインできず、別のアカウントで続編を作成しています!https://uranai.nosv.org/u.php/novel/ohtnnkmr1/ (2020年6月21日 22時) (レス) id: 98036951f0 (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - 夢の人さん» ありがとうございます!テストとスランプを乗り越えて更新します! (2020年1月13日 17時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
夢の人(プロフ) - 初コメです!おもしろいです!続きがみたい.........! (2020年1月4日 3時) (レス) id: 65275ecd7a (このIDを非表示/違反報告)
るかわ(プロフ) - けーんーたーさん» ほんとですか…(歓喜)ありがとうございます(泣)更新頑張ります! (2019年9月17日 21時) (レス) id: 66bfd50516 (このIDを非表示/違反報告)
けーんーたー - いつも読んでますー!今までの全部面白いです! (2019年9月17日 14時) (レス) id: 09690ecee5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:るかわ x他1人 | 作成日時:2019年9月10日 16時