七話【部屋】 ページ8
Aside
彼の家は高級そうなマンションだった。
『…意外…っていうか結構金持ちなんですね』
キ「はっ…金持ってなきゃ奢りも自信満々で女も連れ込まねぇよ」
そりゃそうか…
興味もないから職業までは聞かないけど相当凄い会社とかのお偉いさんとかやってたりしてね…
色々考えながら進んで行くと流石高級マンション
指紋とカードキーを計三回もやってようやく部屋に着いた。
キ「適当に座ってろ、何か飲むか？」
『別に大丈夫です…』
想像通り広い部屋
2LDK…軽く家族暮らせそうじゃないか
にしても…
『……』
臭わないな
女連れ込んでんならもっと香水臭いと思ってた。
部屋も片付いてるし、意外と綺麗好きなのか…
キ「誰の部屋が臭うって？」
『ぅ！？…びっくりさせないで下さい…バカ』
キ「今お前バカって言ったな…ったくよ…」
…っていうか今私声に出してなかったよね…
まさか無意識に出てたか？
ペットボトルのお茶を飲みながらテレビを付けてこれまた高そうなソファーに座るキヨ
キ「何突っ立ってんだ、こっちこい」
言われるがまま彼の隣にちょこんと座る
キ「…距離置きすぎなんだよ、バカ」
そう言って肩に手を回される
が
『気安く触らないで下さい。アホ』
キ「……この女…」
そこらへんの女と一緒にしてもらっちゃ困る
私は触ろうとしたキヨの腕をがっちりと掴む
そんなんでおちると思ったら大間違いだっつうの
キヨは諦めたのか腕を引っ込める。
ｿﾞｸｯ
『ふにゃ！？』
キ「フッ…フハハッ…ふにゃって…」
『……』
どうやら首筋を撫でられたらしい。
お陰で変な声が出てしまった。
キ「猫は大人しく寄りかかってりゃいいんだよ、アホ」
テレビを見てニンマリと笑う彼に寄りかかる私は多分般若のような不機嫌な顔になっていると思う。
...*...*...*...*...*...*
ﾏｼﾞｶﾙﾊﾞﾅﾅ!!
般若といったら先s…すいません
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さかな#占ツクでも低浮 - 髪燃えてる……髪……髪燃えてる……(白目) (2020年9月27日 6時) (
レス) id: f0a83a5353 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 完走お疲れ様です!!ひっそりこっそり読んでおりましたw新作は、暗いお話大好き()なので暗い方だと嬉しいです← 最後まで楽しませて頂きました、ありがとうございます (2016年9月9日 19時) (レス) id: 12bda665fb (このIDを非表示/違反報告)
ワクテカワクテカ - 完結おめでとうございます！ いつも楽しく見させていただきました。新作がまたキヨかよ！と思いましたが、絶対見ます。がんばってください！ (2016年9月8日 21時) (レス) id: 74529ed988 (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - 早琥さん» わー、本当ですかー(´ρ`)ありがとうございます！暗いお話了解ですw (2016年9月8日 16時) (レス) id: 7406715ca6 (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - レナさん» そう言って頂きありがたいかぎりです。ありがとうございました。 (2016年9月8日 16時) (レス) id: 7406715ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠍
| 作成日時：2016年6月26日 9時
