四話【企み】 ページ5
Aside
「マジフジ君かっこよすぎなんだけど！！」
「本当それ！けどちょいワルなキヨ君もいいなー！！」
三人でトイレで会話をしている…が私はやることなんて一つもない
彼氏がいるからどっちがいいとかいう会話も必要ないし
どうでもいいからメイク直しもしない
「今日思いきって二人の連絡先聞こうかなー」
「欲張り過ぎー！」
……まぁ、出来るなら…今の彼氏なんて捨てたいところなんだけどね。
「お待たせー、ごめんね、遅くなって」
フ「いや…大丈夫だよ」
少し顔色が悪いフジ
酒飲み過ぎて気持ち悪くなったか？
…いや、それなら赤くなるだろ…
キ「んじゃ、続き始めようぜー」
それからは普通の合コンだった。
趣味とか好きなものとか聞いたり
休日なにしてんのーとかね
私は彼氏がいることを隠して質問に答えていった。
バレてもよかったけど隠してるってことは…最早自分が何を考えているのかよくわからない
フ「じゃあ今日はこのへんで…時間も遅いし」
キ「会計は俺達に任せといて先出てていいよー」
ぶっきらぼうに言う彼に友人達はニコニコしながら頷いて出ていく
私も荷物を持って個室から出ようとしたときだった
キ「お前、今日俺に付き合え」
『はっ？』
ソイツの顔を見ると何かを企んだようにニヤニヤと私の顔を見ていた。
…気持ち悪
『…別に良いですけど』
それでも承諾してしまう私はやはり何を考えているのか…
「ありがとうございましたー！！」
店から出ると男達を待つ友人達
「LINEだけでも教えて欲しいなー…」
そんなに連絡先が欲しいか
フ「お待たせ。じゃあ俺みんなを駅まで送るよ」
「えーありがとう！…キヨ君は？」
キ「あー、俺こいつを向こうの駅に送るから
…またな」
「そっかー、ばいばーい」
「向こうにも駅あったんだねー」
…私はこの街によく来るから知ってる
この向こうに駅なんて無い。
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さかな#占ツクでも低浮 - 髪燃えてる……髪……髪燃えてる……(白目) (2020年9月27日 6時) (
レス) id: f0a83a5353 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 完走お疲れ様です!!ひっそりこっそり読んでおりましたw新作は、暗いお話大好き()なので暗い方だと嬉しいです← 最後まで楽しませて頂きました、ありがとうございます (2016年9月9日 19時) (レス) id: 12bda665fb (このIDを非表示/違反報告)
ワクテカワクテカ - 完結おめでとうございます！ いつも楽しく見させていただきました。新作がまたキヨかよ！と思いましたが、絶対見ます。がんばってください！ (2016年9月8日 21時) (レス) id: 74529ed988 (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - 早琥さん» わー、本当ですかー(´ρ`)ありがとうございます！暗いお話了解ですw (2016年9月8日 16時) (レス) id: 7406715ca6 (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - レナさん» そう言って頂きありがたいかぎりです。ありがとうございました。 (2016年9月8日 16時) (レス) id: 7406715ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠍
| 作成日時：2016年6月26日 9時
