三十話【初見】 ページ32
Aside
「Aちゃーん！」
聞き覚えのある声だった。
『…えっと…レトさん…？』
レ「お！覚えててくれてたんやな！」
茶髪で少し幼い感じの反応
あのファミレスで会った人。
レ「仕事帰り？」
『ええ、まぁ』
レ「ほー、じゃあキヨ君とは別れたんやな。よかったよかった…」
『…は？』
レ「え？」
まるでそれが当たり前のように言われて思わず相槌を打ってしまいそうになったが、寸前で疑問と共に声が出た。
なぜ仕事をやっていることがキヨと別れることに繋がるのか
レ「え…？だって仕事やってるんやろ？キヨ君と別れたんやろ？」
『は？いや、何で仕事を続けていることがキヨと別れるみたいになってるんですか』
レトさんは数秒目をぱちくりさせて私を見る。
レ「……じゃあ…じゃあまだ付き合ってるの？」
『はい…』
レ「付き合ってるのに仕事してんの？」
『はい』
レ「嘘…やろ？」
『いいえ…嘘じゃないです…』
レ「え…えぇぇぇええ！？」
周りの人々の視線が一気に集まる
そんななかレトさんはこの世のものを見る目ではないような目でこちらを見ていた。
レ「だって…え！？キヨ君の仕事知らんの！？」
…そういえば…教えてもらってないな
『知りませんね…』
レ「いくら多くは自分から語らないと言っても…わかった、今から空いてる？」
『え、まぁ…』
レ「こんな子初めてや。俺がキヨ君についてバッチし教えてあげる」
『は！？え、待って！！』
そんな言葉も聞かずにレトさんは私の腕を引いて近くのカフェに引っ張って行くのだった。
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さかな#占ツクでも低浮 - 髪燃えてる……髪……髪燃えてる……(白目) (2020年9月27日 6時) (
レス) id: f0a83a5353 (このIDを非表示/違反報告)
椚(くぬぎ)(プロフ) - 完走お疲れ様です!!ひっそりこっそり読んでおりましたw新作は、暗いお話大好き()なので暗い方だと嬉しいです← 最後まで楽しませて頂きました、ありがとうございます (2016年9月9日 19時) (レス) id: 12bda665fb (このIDを非表示/違反報告)
ワクテカワクテカ - 完結おめでとうございます！ いつも楽しく見させていただきました。新作がまたキヨかよ！と思いましたが、絶対見ます。がんばってください！ (2016年9月8日 21時) (レス) id: 74529ed988 (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - 早琥さん» わー、本当ですかー(´ρ`)ありがとうございます！暗いお話了解ですw (2016年9月8日 16時) (レス) id: 7406715ca6 (このIDを非表示/違反報告)
蠍(プロフ) - レナさん» そう言って頂きありがたいかぎりです。ありがとうございました。 (2016年9月8日 16時) (レス) id: 7406715ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蠍
| 作成日時：2016年6月26日 9時
