3.的確に ページ5
「うわっ」 「ホークス！？」
剛翼に乗せられて引き剥がされた市民達は驚いて、通り抜けた俺を見る。
そこにちょうど良いタイミングで現れるサイドキック達。
「じゃ、後よろしくお願いしますねー」
計算し尽くされたタイミング。
余りにも完璧なその様子に、思わず顔がにやける。
と、再び着信。
『何ニヤニヤしてんのホークス、次行くよ』
「あはは、見えてた？」
『顔は見えてないけど、剛翼がちょっと揺れたから』
左、と言われてそちらを見ると、アパートの屋上でハントレスが小さく手を振っていた。
彼女はいつも俺の位置が確認できる場所に居て、俺の活動に支障が出ないよう行動を予測しつつ素早く的確にサイドキック達へ指示を出してくれる。
俺より先に現場付近に居ることも珍しくない。
これが「速すぎる男の速度について行ける、唯一無二の相棒」と言われる所以だ。
「それで、次は？」
『そこから東に行った神社の前をひったくり犯が逃走中』
「はーい。あ、さっきここ来るまでに事故防いできたから」
『え、状況は？』
「後で！」
『ちょっとホークス！』
驚いた顔の彼女を尻目に、俺は大きく翼を動かした。
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ABC. - Mさん» コメント有難うございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです…！応援も有難うございますm(_ _)mこれからも期待に沿えるような格好いいホークスをじゃんじゃん書いていきますね！！ (2020年4月7日 1時) (
レス) id: c992215576 (このIDを非表示/違反報告)
M - ホークス好きなんで、読んでとても良かったです。読みやすいし、ホークスの１つ１つの仕草がカッコよくて読んでて惚れました！話の続きも気になります(^^)これからも応援してます、更新頑張って下さい。 (2020年4月6日 21時) (レス) id: 090483948a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ABC. | 作成日時：2020年3月20日 2時
