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14.幸せ ページ16

_________あれから、何年経っただろう。

あの日から、私達はずっと二人で寄り添って頑張ってきた。沢山の任務をこなして、ヒーローになるための免許を取って、啓悟がプロヒーローとして事務所を立ち上げて…。
ふと気付けば、私達は世間にも認識されるくらい有名なヒーローとサイドキックになっていた。


「……鷹と鷹匠…かぁ」


溜息のように呟いて、浴室の天井を仰ぐ。
私は、ちゃんと″鷹匠″になれているだろうか。
求められる姿になれているだろうか。
…彼に釣り合う存在に、なれているだろうか。
またもやもやと考え始めたその時、


「ご飯出来たよ〜」


洗面所から聞こえてきた啓悟の声で、現実に引き戻された。


「あ、はーい!今出るねー!」








「ね、ご飯美味しかった?」
「うん。相変わらずすっごく美味しかったよ!特に鮭のムニエルが美味しかった」
「なら良かったぁ。ご飯作るの久しぶりだったし、どうかなって思ってたんだよね」


寝る準備を済ませ、ベッドの上でのんびりと駄弁る。
こうして二人でのんびりと過ごす時間が、一番幸せだ。


「あ、そうだ。A、明日って予定ある?」
「明日?特に何もないけど…」
「じゃあさ、休みだし久しぶりにデートしない?最近忙しくてどこも行けなかったからさ」


どう?と小鳥のように首を傾げる啓悟。ヒーロー活動をしているときとは違う気の緩んだその仕草に、つい顔が綻ぶ。


「うん、行きたい!お買い物とかしたいなぁ」
「いいよ、色んなとこ連れてってあげる。…そしたらどうするかは朝に決める事にして、今日はもう寝よっか。疲れたでしょ?」
「…んー、そうする…」
「よしよし、じゃあもっとこっちおいで。」


啓悟に誘われるまま、もぞもぞと懐に潜り込む。自分を柔らかく包むふわふわの翼と布団が心地良い。


「おやすみ、A」
「おやすみー…」


心安まる温もりの中で、私はゆっくりと瞼を閉じた。

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ABC. - Mさん» コメント有難うございます!!そう言っていただけて本当に嬉しいです…!応援も有難うございますm(_ _)mこれからも期待に沿えるような格好いいホークスをじゃんじゃん書いていきますね!! (4月7日 1時) (レス) id: c992215576 (このIDを非表示/違反報告)
M - ホークス好きなんで、読んでとても良かったです。読みやすいし、ホークスの1つ1つの仕草がカッコよくて読んでて惚れました!話の続きも気になります(^^)これからも応援してます、更新頑張って下さい。 (4月6日 21時) (レス) id: 090483948a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ABC. | 作成日時:2020年3月20日 2時

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