私の彼氏は地獄で働いています (ページ34)

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[番外編] ハロウィンページ34

今日は白澤さんとハロウィンパーティーをしています！

「そういえば､白澤さんと二人きりになるのは初めてじゃないですか？」

白「確かに､､､今までは桃タロー君とかが必ず居たもんね」
その桃太郎さんは､昨日急に遠いところに配達に行く用事が出来てしまったらしく､今はいない

白「にしても､Aちゃん可愛い〜！いつも可愛いけど､やっぱり仮装するともっと可愛いね！」
そう､これはハロウィンパーティーなので一応仮装しようということになったのだ
そして今､私が着ているのは白澤さんから借りた赤色のチャイナドレス

「可愛いのはこのお洋服ですよ〜､白澤さんに仮装する服頼んで正解でした！」
私の家には特に仮装と呼べるような服はなかったので､前々から､白澤さんに仮装する用の服の用意を頼んでおいたのだ

白「絶対似合うと思ってたんだ！それに､中国の服ならたくさんあるしね」
白澤さんは本当に､女の子の望んでいるものや思惑をくみ取るのが上手い

「あ､そうだ！クッキー作ってきたんですよ､よかったらどうぞ！」
あらかじめ小さい袋に小分けにしておいたクッキーを取り出す

白「わぁ､美味しそ〜！今日はAちゃんの仮装も見れたし､クッキーも食べれちゃうし！いいことづくめだ」
白澤さんは大袈裟に言う

「そんな､大袈裟ですよ〜」

白「でも何より嬉しいのは､､､」

「？」
白澤さんがこっちを向いて私の目を見つめる

白「可愛いAちゃんを独り占めできることかなっ♪」