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12月7日(水)part2 ページ10

初雪「お前、何者だ」

俺は玉樹の手を引いて廊下に出ると、厳しい声で聞く

桜「転校生ですが?」

初雪「こんな時期にか?」

高校3年生にとっては、今はまさに受験シーズンだ。この時期に転向するなんてことがあるのだろうか?

桜「うん。本当に奇遇だよね。何かの糸でつながっているのかもね。」

初雪「そうかもな。とりあえず・・・千円返せ」

また金の話を持ち出す

桜「またその話!?もうちょっと偶然の再開を喜ぶとかないの?」

初雪「ねぇな。千円返せ」

素っ気なく返す

桜「はぁ・・・ちょっとまってね」

玉樹はため息混じりに言うと財布を取り出し、中から何かを取り出す。やっぱり持ってんじゃねぇか

初雪「で?」

桜「じゃじゃーん!ゴールドカード!」

学生がなんてもん持ってやがるんだ

初雪「そんで?千円は無いと?」

桜「申し訳ない。私、現金は持ち歩かないんだ。これ全世界共通で使えるから」

初雪「そうか。お前昼飯どうするんだ?学校ではカード使えないからな」

桜「あれ?」

初雪「ついでに放課後まで外出禁止な」

桜「あれれぇ?」

初雪「じゃあな」

桜「河野君、河野君」

その場から立ち去ろうとすると、玉樹に呼び止められる。
こいつまさか・・・

桜「お金かして‼︎」

全く、借金しておきながら、金を貸せとは、度胸のあるやつだ

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作品ジャンル:泣ける話
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作者名:XENOM | 作成日時:2014年9月10日 22時

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