【天月】ねぇ、キスしてよ【歌い手】 (ページ16)

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kiss１５ページ16

先程の騒ぎは私も出す、ということで収まった

あ、このつくね美味しい・・・←

ふと、しゃむおんさんと目が合う
しゃむおんさんは私の向かい側に座っているのだ

しゃむ「よく、食べるんですね」

A「はぁ・・・(ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

微笑したしゃむおんさんの机の周りを見てみると
まったくと言っていいほどお皿がない

A「・・・・しゃむおんさん、ご飯食べられたんですか？」

しゃむ「え？あ、はい、食べましたよ」

A「・・・・何、食べられたんですか？」

しゃむ「僕は、焼き鳥３本とお豆腐と烏龍茶を」

もうお腹いっぱいです、と苦笑いしたしゃむおんさん

え、それでお腹いっぱい？
いやいやいや、胃袋小さすぎでしょ((

A「はい」

しゃむ「え？」

私は手に持っていたつくねを、しゃむおんさんに差し出す

A「私が一口食べちゃいましたけど、他のよりはマシだと思うので」

周りを見ても
一口分だけ料理が残っていたり、サラダにありえないくらいドレッシングがかかってたり、

あんなの食べるんだったらつくねの方がマシだ

A「本当は新しいの注文したいんですけど、しゃむおんさん食べられないと思うので」

しゃむ「え！？いやっ・・・そういうことじゃ、なくて、です、ね・・・・」

A「はい？」

顔を赤くして俯いたしゃむおんさん

そんなに私の食べるの嫌だったのか
・・・・地味に傷つくな、コレ

小さくショックを受けていると、
つくねを持っていた手がぐいっと右側に持っていかれる

A「あ」

天月「このつくね美味しいね(ﾓｸﾞﾓｸﾞ」

しゃむ「あまつ、きくん・・・・」

気がついたら、つくねは半分も食べられていて

A「天月さん、ソレしゃむおんさんのですけど」

天月「だって僕も欲しかったんだも～ん」

A「も～んって、はぁ・・・しゃむおんさん、半分ですけど・・・・」

しゃむ「いいえ、むしろ食べやすくなりました」

A「はぁ・・・」

イマイチしゃむおんさんの言った意味はわからなかったけれど

つくねを食べているしゃむおんさんは可愛かったので良しとしよう←

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天月「(うぷっ・・・お腹がヤバイ)」

お腹がいっぱいなのに、しゃむくんと関節キスさせたくなくて
つくねを頑張って食べた天月さんとか可愛い＾p＾