ごじゅーいち! ページ6
その日の夕方
「っ、サイハいないよね!?」
じゅんぺい「ん、いないけど…
どうしたの?」
息を切らして屋上まで駆け上がってきた
とりあえずいないなら一安心
海「お前がサイハから逃げてるのは珍しいな
本当どうしたんだよ」
「いやー、ちょっと
深い深い事情がございまして…」
じゅんぺい「なんでしょう」
息を整え話し始めようとしたその瞬間
そう。まさにタイミングを見計らってたかのようにそれは現れた…←
サイハ「おいA居るかァ!!!」
じゅんぺい「うわああ!!!
ドア壊してんじゃねえよ!!!」
海「うわガチギレじゃねえか」
じゅんぺい「さっきそこに…って居ねえし」
みたいな会話が聞こえてくるけど
そんなの気にせず屋上から飛び降りた
今サイハとエンカウントしたらほんとにヤバい
まぁ怒らせたあたしが悪いんだけど
「えーっと、とりあえず身を隠したいな…」
そこにタイミングよく校門の横に現れた車から
すーちゃんらしき人が降りてくる
昴「あれー?Aちゃん?」
「あああすーちゃん!!!助けて!!!」
車から降りようとしてたすーちゃんのところに駆け寄る
とりあえず困惑した顔してたけど車に乗せてくれたよ。優しい好き←
昴「…で、何があったの?」
「サイハを怒らせました。」
昴「」
まぁそうなるよね。ハイ。
あいつ怒らせたら死ぬ事はみんな分かってっから…←
「いやあのね、ちょっと聞いて」
昴「いいよー?すー時間あるから」
いや、なにしに学校来たん←
「実はね、あたしにお兄ちゃんが居るんだって
でもあたしが中蛇に通ってるのをよく思ってないらしくて…
偵察に来るとかなんとか。」
昴「Aちゃんの家族って不思議だよね…」
「それな。ほんと面倒くさい…」←
これは血筋的な問題なのかな
「しかもなんか、
『四国に連れて帰って俺が考えた
完璧な人生を作ってあげる』
とかなんか鳥肌立つようなこと言ってるらしいほんとくそ。」←
昴「それをサイハちゃんに隠してた、と。」
「うん」
昴「言ってあげないの?」
「なんか、迷惑ってか…
家の事情だし身内でなんとかしたいなって」
すーちゃんはあたしが1年の時からよく相談に乗ってくれてる。
悩み事とか話しやすいんだよね。
ほら、あの馬鹿達に話しても解決することってほとんどないじゃん。喧嘩以外で
お姉さん的存在。男だけど…←
昴「もーちょっと頼っていいと思うよ?
サイハちゃんも、たぶんそう思ってると思う」
「…そうかな」
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菜乃(プロフ) - 芍薬さん» ありがとうございます!嬉しいです(´;ω;`) (2018年1月24日 20時) (レス) id: 0e9d7ef91d (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 百々さん» わあああ、ありがとうございます…!!! (2018年1月24日 20時) (レス) id: 0e9d7ef91d (このIDを非表示/違反報告)
芍薬 - 面白いです…!応援してます (2018年1月24日 20時) (レス) id: 9b0a08f18a (このIDを非表示/違反報告)
百々 - 更新頑張ってください!! (2018年1月24日 20時) (レス) id: 78e9b7b654 (このIDを非表示/違反報告)
菜乃(プロフ) - 、さん» あ、ごめんなさい外し忘れてました…。教えて下さりありがとうございます!すぐ外しますm(_ _)m (2018年1月7日 23時) (レス) id: 0e9d7ef91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜乃 | 作成日時:2018年1月6日 22時