【ONEPIECE】Spadaccino di Silver 【男主】 (ページ33)

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　　透明な瞳。ページ33

　

　

　

「…………どうして、こんなことするんですか」

　

　

　

そう聞かれたのは、19歳の時。

　

　

　

親が目の前で殺されたあの島の隣の島に
住み始めて２、３ヶ月経った辺りだった。

　

　

　

　

　

あのときの僕はあのときのことを忘れるが為に

　

物を盗んだり、人を殺したり、

さまざまな罪を重ねて、

　

　

　

懸賞金がかけられていた奴を
次々と殺していっていた。

　

　

　

　

　

ちょうどいつものように男を殺した後に

女の海兵に見つかったのだ。

　

　

　

　

　

　

＿＿＿海軍のコートを羽織っているから

一応強いみたいだった。
　

　

　

　

　

僕は声をあげて笑いながら答えた。

　

　

　

「何故ってさァ

　

明日のためだよ」

　

　

僕は刀を抜いた海兵を横目で見ながら続ける。

　

　

「もし、もしだ。

　

　

　

僕がこいつを殺し、金を奪わなかったら
僕は餓死してしまうだろう。

　

しかもこいつは悪いやつなんだァ。

女の人に、手を出しては
武器を使って脅して金を奪う。

　

僕がこいつを殺したことによって
もう金を奪われる事はなくなったんだぜェ？

　

　

それじゃあだめなのかなァ」

　

　

　

僕は海兵の目を見て何か鈍器で殴られたような衝撃をうけた。

　

　

　

　

＿＿＿僕を見ている目が透明過ぎたんだ。

　

　

　

　

　

「……僕はもう消えるから安心してくれェ」

　

海兵が何かを言う前に僕は走って逃げた。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

「……これ以上僕を見ていたら

せっかく綺麗な目が曇ってしまうよ…？」

　

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はーい、誰おまー←
正解はたしぎちゃんのつもりでした((
あ、フラグでは無いのでご安心ください←
次から本編ですー(о´∀`о)