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【備考】
〇彼の生まれについて
彼は一般界のイタリアの生まれである。母親が魔女で、父親はイタリアで酒屋を経営しているパウペルの男性だった。母が一般界のイタリアに観光に行った際、たまたま入った酒屋が父親の経営していた店であり、そこで母が父に一目惚れ。魔法界の全てを捨てて父と結婚したそうだ。
二歳年下の弟が一人居るが、弟に魔力は無く梟も来なかった。昔は帰るたびに弟に「魔法のこと教えて！」と強請られていたらしいが、最近はそれよりも父の後を継ために行っている各地での修業が忙しいらしくそう言ったことは無くなったらしい。
ちなみに、母が魔女だということを父は冗談だと思っていたらしく、フェデリーコの元に梟が来て母から詳しい事情を聞いた際に泡を吹いて倒れたそうな。父は驚きこそしたものの、両親ともに反対することも無く魔法学校に通うことが出来ている。
〇彼の過去について
彼は、入学前近所の子供たちの中でいじめられていた。きっかけらしいきっかけは無かった。ただ、遊ぶおもちゃが無くて、そんな中ちょうどいい存在として目に入ったのが彼だった。それだけだった。
彼は、どうして無視されるのか、どうしてぶたれるのかも分からず、親にどう伝えたらいいのかも分からず、ひたすら耐えていた。両親がモーンストロム魔法学校に彼を送り出したのは、それを薄々察していたからかもしれない。
彼は、入学するまでずっとそうして周りの子供たちのおもちゃにされ続けた。だから、どうやったら人に好かれるのかを、ずっと考えていた。そうして、いつからか周りの人間をよく観察するようになった。
酒屋でみんなに好かれているお父さんは、お話がじょうず。
だめだ。僕は、面白いお話なんてできない。
酒屋でみんなが褒める母さんは、きれい。
これもだめ。僕は、きれいではないし。
学校でみんなに嫌われていない弟は勉強ができる。
これは、頑張ってみたけどだめだった。勉強をたくさんしても、弟みたいには成れなかった。
町でみんなに頼られているお兄さんは、人の頼みをたくさん聞いている。
これだ、と思った。だって、それなら僕にもできる。
それから、彼はいじめっ子たちの頼みを聞くようになった。どんなことでも聞いた。それが軽犯罪だったとしても、彼はどうしてかするりとできてしまったし、ばれることも無かったから。
そうして、彼の立ち位置がいじめっ子からパシリに格上げされた頃に、梟が彼の元に来た。
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木木野(プロフ) - ことにゃさん» ご承諾ありがとうございます。では近日中にボード、またはTwitterの方にお伺いいたします。よろしくお願いいたします！ (2021年10月11日 18時) (
レス) @page34 id: add981d1da (このIDを非表示/違反報告)
ことにゃ(プロフ) - また、コメント欄では字数制限に引っ掛かってしまうため、ボードか、或いは私Twitterもやっていますのでそちらでお話できればと思います。 (2021年10月10日 18時) (レス) id: 741af468a4 (このIDを非表示/違反報告)
ことにゃ(プロフ) - 木木野さん» お声がけ頂き、ありがとうございます。よろしければ、フィーちゃんとエリスでどのような関係を想像しているのかなどお聞かせ願いますでしょうか？ (2021年10月10日 18時) (レス) id: 741af468a4 (このIDを非表示/違反報告)
木木野(プロフ) - 初めまして。同企画様にて「フィービー・マレット」で参加させていただいております、木木野と申します。エリスさんと関係を組ませていただけないかと思い、お声がけいたしました。ご検討よろしくお願いいたします！ (2021年10月10日 10時) (レス) id: 76e0819e2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことにゃ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kotonya/
作成日時：2021年8月28日 20時
