− ページ17
〇彼のパウペルに対する考えについて
パウペルは魔法を使えない、劣った種族であり、魔法を扱える自分たちこそが素晴らしい種族である。と、入学当初の彼なら言っていただろう。しかし、彼のその価値観は少しずつ変化していった。主に、バディの彼の影響を受けて。
バディの彼は、前述の通り赤寮でありながら非純血主義であった。更に言うならば、パウペルも魔法使いも等しく人間であると考えていた。適当に選んだバディだったけれど、任務には頻繁に出るから必然的にバディと共に過ごす時間は増えていく。バディの彼の考えに触れる時間が増えるほど、テディは己の価値観が揺らぐのを感じていた。2,3年次でパウペル学を取っているのはその表れでもある。
パウペル学を学び、バディの彼の話を聞き、あれ、もしかしてパウペルも魔法使いもさして違いが無いのでは……？と考え始めた矢先のことだった。バディの彼がパウペルを庇って死んだのは。
〇彼の杖について
杖は30�僉∠發量擇能侏茲討い襦４莨罎如�火属性向き、かつ防衛魔法向き。入学と同時に両親から買い与えられたそれは、最初は大きく感じていたのにいつからかすっかり手に馴染むようになった。
しかし、現在の彼はその手に馴染む杖を協会に預けることを考えている。
〇彼のネックレスについて
彼のネックレスは、チェーンに小さい緑の石がついたものである。その石は、バディの彼のピアスだった。実はこの石は魔法が込められており、身に着けているものの攻撃魔法の威力を上げる効果がある。更に付け足すならば、この石は主を定め主と定めた相手にのみ効力を発揮する特殊なものであり、主を変えるには前の主から新しい主へ向けてとある呪文を詠唱する必要がある。
バディの彼の最後の言葉はその詠唱だった。あの声が、テディの耳にはまだ残っている。
〇彼の選択科目について
2年次は術式学、防衛学、魔法生物飼育学、パウペル学
3年次は術式学、防衛学、魔法生物飼育学、パウペル学
4年次は防衛学、魔法生物飼育学、占い学
5年次(現在)は術式学、防衛学、占い学を履修している。
〇彼の魔法について
火魔法、次いで水魔法が得意。だが、5年生と言うことも有り闇魔法を除く全属性の基礎呪文、及び基礎的な魔法は問題なく扱える。複合魔法も順調に取得して行っている模様だが、やはり相性の悪い魔法同士の複合は難易度が高いらしく現状全く取得で来ていない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
木木野(プロフ) - ことにゃさん» ご承諾ありがとうございます。では近日中にボード、またはTwitterの方にお伺いいたします。よろしくお願いいたします！ (2021年10月11日 18時) (
レス) @page34 id: add981d1da (このIDを非表示/違反報告)
ことにゃ(プロフ) - また、コメント欄では字数制限に引っ掛かってしまうため、ボードか、或いは私Twitterもやっていますのでそちらでお話できればと思います。 (2021年10月10日 18時) (レス) id: 741af468a4 (このIDを非表示/違反報告)
ことにゃ(プロフ) - 木木野さん» お声がけ頂き、ありがとうございます。よろしければ、フィーちゃんとエリスでどのような関係を想像しているのかなどお聞かせ願いますでしょうか？ (2021年10月10日 18時) (レス) id: 741af468a4 (このIDを非表示/違反報告)
木木野(プロフ) - 初めまして。同企画様にて「フィービー・マレット」で参加させていただいております、木木野と申します。エリスさんと関係を組ませていただけないかと思い、お声がけいたしました。ご検討よろしくお願いいたします！ (2021年10月10日 10時) (レス) id: 76e0819e2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ことにゃ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kotonya/
作成日時：2021年8月28日 20時
