【歌い手】双子の歌い手は正反対なようです。part3

第107話　赤 ページ15

真冬side


この全校ドッジボールはお昼後のお遊びのようなもので、参加は自由。

僕は彼方ことそらるさんに連れてこられました。

被害者です。



被害者なんです。


彼「クラスごとだと人数の差があるから自由にグループ組んでいいらしいぜ」

司「歌い手組行きますか…」

坂「よっしゃー！燃える！！」


これ僕も強制参加だな←

そらるさん盾にしよっと


天「ねぇ、一回戦の相手彼方先輩のファンっぽいすよ…」

9「出た！！またそらるんのファンか！ぶっ潰すぞ！！」


「「「「「「おー！！！！」」」」」」


って団結の仕方おかしく無い？w


そらるさんまで乗ってるしもうどうしようもない。

ま「彼方先輩も言っちゃっていいんですかw」

彼「俺も快くは思ってないから」


まぁそりゃそうだろうな。


顔で決めつけられて中身も見ようとしない女なんて迷惑以外の何でもないだろう。



そして一回戦が始まった。

彼「手加減はしないよ？」

女「は、はい‼全然大丈夫です‼」


相手はそらるさんのファンと思われる人4人とその友達と思われる人2人。


僕は横でそっとしとくのが役目かな←


ということで端で体育座りして気配を消した。


僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気僕は空気ぼk))


彼(よくそこでばれないなw)


天「あ！いった…覚えてろ。96先輩変わってください！」


天月が当てられたようで元外野である96先輩と交代した。


ここよく見えるw


今ボールは敵の外野に。



そして敵が投げると内野を通り越して僕たち側の外野に。


そして当てられてとてもイライラしてるであろう天月先輩の手に…


か、顔が黒すぎて直視できない！！！

黒い、黒い笑みが！！！


そして天月先輩の手にあったボールは瞬間移動のように敵にぶつかりそしてまた天月先輩の手に跳ね返る…


何だその最強技？！


9「怒っちゃったかw」

坂「いいぞあまちゅー！もっとやれーw」


そうして天月先輩があっという間に全員倒してしまい一回戦終了。



僕




端に座ってただけなんだけど

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