【文スト】絶対私の方が先に君のこと好きだったぁ！【短編集】

☆★☆★☆★ ページ16

Nosaid

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「俺は







生きたい!!生きて、太宰にもう一度会いたい!!彼奴の声をもう一度聞きたい!!彼奴の笑顔をもう一度見たい!!」
？「そうか」
その声は行った
？「なら、早く行け。ここはお前の居場所じゃない。お前の居場所はあっちだ。お前を待つものがいる。お前と同じように、お前の声が聞きたいと、お前の笑顔をもう一度見たいと願う者がいる。速く行け」
声は聞こえなくなった
その刹那
違う声が聞こえた。今度は知らない声じゃない
彼が声を聞きたいと、笑顔を見たいともう一度会いたいと願い、生かすために命をなげうった者の声だった。
『中也！！』

♪♪♪♪♪
中也said
「ん…ここはどこだ？」
起き上がろうとすると体が重くて起きれなかった。少ししてゆっくり起き上がると、そこはポートマフィアの医務室だった。
手と足に暖かい感触を覚え、見ると、太宰が俺の手と自分の手を繋ぎながら足元で眠っていた
「ありがとう」
言いながらお礼を込めて頭を撫でていると太宰が目を覚ました

♪♪♪♪♪
太宰さんsaid

いつの間にか寝てしまっていたみたいだ。
頭を撫でる手には覚えがあった。
きっと私が手を握っていた相手だ。
『ちゅ、うや…？』
期待を込めて名前を呼ぶ
「お？起きたか太宰。手、繋いでくれててありがとな。もう、大丈夫だ。」
声を聞いた瞬間抱きついた。涙が自然とこぼれた
『中也。中也ぁ。良かった。目が覚めて、本当に良かったよぉ』
抱きついたまま訳もなく名前を呼び続けた
中也が私の背中に手を回す。
それだけで中也が生きていると実感出来て余計に涙が溢れた。
「どうした？太宰、大丈夫か？」
そう言いながら中也は私の背中を擦ってくれたその動作一つ一つが嬉しくて涙は暫く止まりそうになかった
涙を流しながら笑って中也に言う
『目を覚ましてくれてありがとう。これからもずっと一緒だよ。愛してるよ。」
中也も笑って言った
「ほら泣くなよ。俺は笑顔のお前の方がが好きだぞ？嗚呼、これからもずっと一緒だ。俺も愛してる」


chu




甘いリップ音が医務室に響いた




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匿名様如何でしたか？
変更・削除等承ります
リクエストありがとうございました!!
遅くなってすみませんでした

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