【文スト】絶対私の方が先に君のこと好きだったぁ！【短編集】

記念スペシャル！！〜太宰さん〜【花蘭様リクエスト】 ページ13

太宰さんsaid

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

私は今、とても驚いている。
…明日は休みだから明後日、梶井君始末しようかな?
私は組織の殲滅をした５日前から寝ていないのだよ。つまり、４徹目だったんだ。
珍しく首領が午前中に帰らせてくれた。
…というか今まで溜めていた分の書類全部終わらせたので帰りますって言って勝手に帰ってきちゃった。
今日は特別な日なのだよ。
だから今日迄に書類を全部終わらせて、何も文句を言われないようにした。
首領もそれを知っているから私を止めなかったのだろうね。
そのあと家に帰ってソファーに座ったら疲れて眠ってしまった。
…起きたらこうなっていたのだよ。
皆に私の今の状態を説明しようか?
子供になっていた。多分5〜6歳位だろうね
さらには猫耳と尻尾も生えていた
記憶はしっかりしている。
だから覚えていた。今日が___で__をしようとしていたと言うことを。
急がないと中也帰って来るよねぇ。
よし、寝よう。
寝たら直る…かもしれない
そんな微かな希望を持って寝台に潜り込んで寝た

♪♪♪♪♪

中也said

疲れた。きっと家に帰ったら太宰が待ってるンだろうなァ
もしかしたら遅いって怒ってくるかもしンねェな
そんなことを考えながら歩いていると家に着いた
中に入るが太宰の声は聞こえねェ
帰って来てないのか?
いや、そんなはずはねェ
何故なら彼奴が帰るときに俺の執務室に来て
『私もう帰るね。待ってるから、早く帰って来てね。』
つって帰ったンだ
…拐かされたか?
太宰は異能も戦闘向きではないし、彼奴自身戦闘は得意ではない
「太宰?いンのか?」
寝室に行くと、寝台が動いていた。
「ねてンのか??」
掛け布団をはがすと、そこには……
「は?」
子供になって、猫耳と尻尾を生やして丸まっている愛しい恋人の姿があった。
パシャ
とりあえず写真を撮る
『…ん…んう…ちゅうや?』
「おう、太宰、只今」
『お帰りちゅうや……中也!?』
太宰はさっと布団をかぶって叫んだ。
『とりあえずうがい手洗いしてきて!!』
うん。正論なのにこいつが言うと違和感の塊でしかない。
「分かった分かった行ってくるから」
うがい手洗いをして戻ると、太宰は大人の姿に戻っていた。だが猫耳と尻尾は消えていない。
「とりあえず、葡萄酒飲もうぜ」
『…うん』
暫くすると、諦めたように寝台から出てきた太宰。
か、可愛いぃ!!
うっわ、くっそ可愛い。あの太宰が超可愛い。
よし、後で悪戯してやろう。
いつもの仕返しだ。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

Um fortren

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