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__入学式が終わり、私と舞は一緒に下校していた。

「てかさ、担任の槻木先生めっちゃ美人だったよね〜!イケメンじゃなかったのは悔しいけど…」

「まぁ良いじゃん」

なんて今日のことについて語っていく。
て言うか、舞に言った方が良いのかな…私が星川くんを思うとなんか変な感じがすることを…
で、でも、引かれないかな…こんな気持ち初めてだし…
もう、どうしたらいいんだよ〜!

「__!Aっ!」

「わっ!!」

耳元で大きな声で呼ばれ私はビクッとしてしまった。

「もう、何ボーッとしてるのよ!私の話聞いてた?」

「あ、ごめん…ちょっと考え事してて…」

舞、私が考え事してるときにずっと話してたんだ…全然気づかなかった…

「て言うか、考え事って何?」

「え?」

「だーかーら、考え事!私に言えないほどの悩みがあるの?」

舞は強引に考えていたことはなんだかと聞いてくる。
これって言った方が良いんだか、言わない方が良いんだか…

すると、舞は目を細めてにやりと笑った。

「あ、もしかして恋〜?」

「ゲホッ…ゲホ…」

「え、マジで…?」

舞が『恋』その言葉を言った瞬間、びっくりしてむせてしまった。
それを見た舞はびっくりしている。

「マジで恋!?え、誰?」

「え、恋ではないと思う…」

強引に追求してくる舞にそう言うと、つまらなそうな顔をした。

「ただ、ある人を思うとね…熱みたいに顔が熱いし、話を聞いてるとなんか真剣に聞けるんだよね…」

「ふぅ〜ん…」

すると、舞はまたにやりと笑った。

「ズバリ、それは恋だ!!」

「こ、恋!?」

と言うことは…舞が言ってたことが当たってたってことか…なんか悔しい…

「あ、なんとなくAの好きな人察したわ。星川悠斗って奴でしょ?」

「え、なんで…」

「え、当たってた?適当に言っただけなのに」

舞は受付で貰った紙をペラペラしながら言った。
くそ、こいつはエスパーだ…

「もしよろしければ相談のるからね!だって私あれですからね〜」

舞は自信あり気で笑う。
あれって言うのはカップルと言う意味…つまり、舞は彼氏がいる…
う、羨ましい…

「先輩、絶対に相談させていただきます」

「よぉし、任せとけ!」

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咲乃ほしは - 返信が遅れてごめんなさい!そう言って頂けて幸いです!ありがとうございます! (2020年7月24日 15時) (レス) id: 8af32ec04e (このIDを非表示/違反報告)
すみれ@自由人(プロフ) - このお話とっても面白かったです! まさかの展開…!! めちゃきゅんきゅんしながらみてました(笑) 素敵なお話をありがとうございました! (2020年5月17日 17時) (レス) id: 87f53a63fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲乃ほしは | 作成日時:2019年9月13日 20時

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