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「お前ら、そろそろ大会が近いからちゃんと練習するように!」

「はい、お疲れさまでした!!」

顧問と部長の声で部活は終了した。
ついにあの時間が来るんだ…

「A」

「舞…」

「ちゃんと行くんだよ…?もしなんかあったら私に連絡してね」

「うん、ありがと」

私は舞にぎゅっと抱きつくと、そのまま走って体育館裏へ向かった。

今の時刻は6時20分前を指している。他の部活は6時には終わっているが、私の部活は他の部活より終わるのが遅いのだ。
6時を過ぎているのに、まだ外は明るかった。

「あ、星川くん…」

私は息を切らしながら彼の名前を呼ぶ


「加藤ちゃん来てくれたんだね」

星川くんは嬉しそうに笑う。
でも、少し弱々しい感じがした。

「話って…?」

「あ、えっとね…」

星川くんは一旦深呼吸をした。
私は彼のことを待っていたら、いつの間にか視界が暗くなっていた。
誰かから抱き締められていることがわかる。

「星川くん…?」

私は少し不安になり、彼の名前を呼ぶ。

「俺の好きな人って誰か知ってる…?」

「…わからない」

「俺が好きなのは









加藤…いや、Aだよ」

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咲乃ほしは - 返信が遅れてごめんなさい!そう言って頂けて幸いです!ありがとうございます! (2020年7月24日 15時) (レス) id: 8af32ec04e (このIDを非表示/違反報告)
すみれ@自由人(プロフ) - このお話とっても面白かったです! まさかの展開…!! めちゃきゅんきゅんしながらみてました(笑) 素敵なお話をありがとうございました! (2020年5月17日 17時) (レス) id: 87f53a63fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:咲乃ほしは | 作成日時:2019年9月13日 20時

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