25 ページ26
「…ちゃん!Aちゃん!」
「え?…うわっ…!」
私はボーッとしていると、ボールが自分の頭にぶつかる。
「だ、大丈夫!?」
先輩は焦りながら私のところへ駆けつける。
もちろん、部員のみんなも駆け付けてきてくれた。
「ごめんなさい、少しボーッとしちゃってて…」
私はえへへと笑う。
先輩は少し心配そうな顔をしていた。
「Aちゃん少し目赤いよ?」
「え、そうかな…?」
同じ学年の子からそう言われた。
言われてみれば少し目の下がヒリヒリしてる感じがする。
きっと、さっきたくさん泣いたからだ…
「後で顔洗いに行ったら?」
「うん、ありがと」
そう言い、部活に集中を入れた。
「休憩〜!」
部長の声により、女子バレー部は休憩へ入った。
私はタオル一枚を持って水飲み場へ向かった。
水飲み場へ行くとグラウンドが良く見える。
「おーい、こっちにパス!」
サッカー部も今、練習しているみたいだ。
すると、あるサッカー部の一人と一瞬目が合った。
その相手は…
星川くんだった。
17人がお気に入り
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲乃ほしは - 返信が遅れてごめんなさい!そう言って頂けて幸いです!ありがとうございます! (2020年7月24日 15時) (レス) id: 8af32ec04e (このIDを非表示/違反報告)
すみれ@自由人(プロフ) - このお話とっても面白かったです! まさかの展開…!! めちゃきゅんきゅんしながらみてました(笑) 素敵なお話をありがとうございました! (2020年5月17日 17時) (レス) id: 87f53a63fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:咲乃ほしは | 作成日時:2019年9月13日 20時