天然バカ*41 ページ49
カバンの中の全ての財布を探したけどやっぱり何も無い。
落としたかとも思ったが、財布には、落としても分かるようにと、お母さんが昔音の鳴る鈴のストラップを付けてくれていたので、そうわかりにくいものでは無い。
「何処に行ったのかな…」
当たりを見てみると、近くに見覚えのある、鈴のストラップが付いた財布があった。
良かった、こんな近くに落ちてたのか。
そう思い取りに行こうとすると、1人の男の人が、その財布の前で立ち止まった。
何するんだろう。この遊園地の事務所的な所に届けてくれるのかな。
そう思いながら見ていると、男の人は中身を見てそのままその財布を、
自分のカバンの中にしまった。
いや、しまおうとした。
「はーい、お兄さんそこまでー。」
辺りに知ってる声が響く。
そこには、男性の手首を掴んで捻らせている新さんが。
「今だったらお巡りさんに突き出さないから、早くどっかいってね。」
新さんの怒りの混じった声に、男の人は小さく悲鳴をあげてそのまま去っていった。
新さんは、その場に残った財布を拾い、
「ほら。これお前のだろ?財布。」
と渡してくれた。
「…あ、ありがとうございました!びっくりしました…っと、撮影終わったんですよね?もうそっち戻って大丈夫ですか?」
「あー、いいんだけど。」
そう言って彼は渋い顔をする。
「ん?何かありました?」
「月城さんに、女の人が言い寄ってきて。」
「…奏兄に?」
………………………………………………………
何か今回のこのセリフ新君言いますかねw
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作者名:衣純 柊-シュウ- x他6人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/mizuiro_onp?s=09
作成日時:2016年11月9日 18時