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AM8:37。葵さんも着替え終わり、朝食をとりながら三人でいちご牛乳殺人事件について話をしていた。
「で、新はなんで床にいちご牛乳を置いてたの?」
葵さんがホットミルクに息を吹きかけて冷ましながら新さんに問う。
「たまにはホットも飲んでみたいと思ったから。」
『マグカップに移してレンジであっためたらよかったんじゃ?』
「その発想はなかった。」
「うーん、仕事に行ってる春さんや始さん、恋にも連絡したけど、皆心当たりはないって…」
『そういや、駆は?今日はオフのはずだけど…』
あたりを見回す。今朝から駆の姿は見ていなかった。
「この時間だし、コロッケの散歩に行ってるんじゃないかな。」
『なるほど!』
その横で、新さんは俺の…いちご牛乳…と呪文のように唱えている。
それに葵さんは苦笑いしながら、
「大丈夫だよ。予備もあるでしょ?それに、俺もあとで買ってきてあげるから。」
「本当!?」
『チョロいげふんげふん何でもありませんよ。』
「それにしても、いったい誰が…「あ、皆さんお揃いで!どうしたんですか?」…駆?」
『あ、お帰り駆!コロッケの散歩お疲れ様!」
「コロッケの散歩?行ってないよ?」
「「『…え?』」」
三人で困惑していると、駆の足元からつぶらな瞳でこちらに顔をのぞかせる黒田の姿があった。
その姿は、どうも少し濡れているようにも見える。
「黒田?」
「ああ、さっき床に落ちてたいちご牛乳踏んづけちゃったみたいで。ほのかにおなかあたりからいちご牛乳の香りがしたんで、お風呂に行って洗ってきました!」
『…あ、ああ。』
「そういうことだったんだね…」
「…あ、あと一ついいですか?」
駆がめくりあげた袖を下ろして、新さんに向かって、
「そういえば、新さん予備もあったんですよね。あれさっき冷蔵庫見たらの見掛けで、しかも倒れてtこぼれてたんですけど、何があったんでしょう。」
「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!??」
『また振り出しか…』
いや振り出しといえることもしてないのだけれど。
平々凡々な日常…カモーン…
『と、そんな夢を見ました。』
「す、すごい夢だね…」
訳あり少女*40話【閲覧注意】→←【番外編】いちご牛乳殺人事件(天然バカ)
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作者名:衣純 柊-シュウ- x他6人 | 作者ホームページ:https://twitter.com/mizuiro_onp?s=09
作成日時:2016年11月9日 18時