47cm差です2【江口拓也】

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江口「乾杯」


貴方「か、乾杯…っ」








この量のピザやケーキを置いていく訳にもいかないし結局えぐと2人きり…
さっきまで全然大丈夫だったのに皆が来ないと知った途端緊張で汗が止まらない…！



私ってなんでこうなんだろう？別に恋愛経験無いわけじゃないし慣れてない訳でもない。普通のはず。
なのになんでえぐだとダメだんだ…









江口「悪いな付き合わせて笑」


貴方「いや、しょうがないよ…この量を置いていくのはさすがに迷惑だし」


江口「いっぱい食え、いっぱい食って大きくなれ」


貴方「余計なお世話！！！」









相変わらずなんだから！
でもそうやっていつも通りにしてくれるおかげで私もだんだん普通に会話できるようになってきた

えぐの場合私を意識してないからなんだろうけど…









江口「A」


貴方「えっ？」


江口「零れる」








ボーッとしているとグラスを傾けてしまっていたようでえぐが手を添えてくれた
その時手が触れて咄嗟にグラスを離してしまった









貴方「ご、ごめん！！すぐ拭くから！」








案の定えぐにお酒がかかってしまい慌ててタオルで拭いているとえぐに手を掴まれ顔を上げると気まづそうにしていた








江口「自分で拭けるから大丈夫デス…」


貴方「…！」








そりゃそうだよ！拭くことくらい自分で出来るだろうし何さり気なく触ってんの私！
気づいたら恥ずかしくて持っていたタオルをえぐに投げ飛ばした








貴方「じ、自分で拭きなさいよ！」


江口「だからそう言ってんじゃん！？」







ドキドキうるさい心臓を抑えていると突然服を脱ぎ始めるえぐを見てもう一度叫んだ








貴方「いやあああああああ！！！何で脱ぐの！！」


江口「何でって濡れてるし」


貴方「バカ！あっちで脱いできてよ！」


江口「はあ〜？何度も着替えてる所なんて見てんだろ」








そうだ、イベントやLIVEの時に何度も見てるしその時は全く気にならなかった
でも今は違うじゃん！私はあんたの事好きなの！
今までとは訳が違うの！！！









江口「この前もそうだけどなんで急に裸見て照れてんの？」


貴方「べ、べつに！？」







えぐの事が好きだからだよ！
なんて事は言えません。

ていうか今思ったけど同期だからって女の前で着替えるなんてバカじゃない？
8年間気にしてなかった私が言うのもなんだけど







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