47cm差です2【江口拓也】

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目を覚ますと目の前にえぐの顔があった
わあ〜…綺麗な寝顔
…寝顔？









貴方「きゃああああああああああああああ！！！」


江口「は、なに！？」









叫び声をあげるとビクッと体を揺らすえぐを見てワナワナと震えた

な、なんでえぐが隣で寝てるの！？
ていうかここえぐの家だ…


待って思い出せない。昨日はキラフェスの打ち上げ行って…ダメだそっから記憶ない









貴方「な、な、な、な、なんで」


江口「昨日いくら起こしても起きなかったから仕方なく連れてきたんだよ」


貴方「だ、だからってなんで一緒に寝てんの！」


江口「ベッド広いしAは小さいし大丈夫かなって」


貴方「そういう問題じゃない！ていうかさりげなく小さい言うな！」









何考えてんのこの男は…！
起きなかった私が悪いけど同じベッドで寝るなんて
どんだけ私の事女として見てないの！？
うわ、なんか凄くイライラしてきた









貴方「私だけベッドに寝かせてあんたはソファで寝なさいよ！」


江口「ここ俺の家なんだけど！？」


貴方「うるさい！バカ！ハゲ！」


江口「まだハゲてねーよ！」









ああもう失態すぎる！
私そんなに飲んだっけ？いやもう後悔しても遅い
ていうか記憶が無いことが1番怖い









貴方「わ、わたし昨日何もしてないよね…？」


江口「え？あー…」









何か変な事していないか聞くと少し考える素振りをして口を開いた









江口「俺の事好きって言ってた」


貴方「…」








う、嘘…！
それを聞いた瞬間体中がぶわぁっと熱くなり口元を抑えた
最悪最悪最悪…！！









江口「なーんちゃ…って…」








その言葉にえぐを見ると驚いた顔で私を見ていた
なんで驚いてるの？
ていうか今なんちゃってって言った！？









貴方「だ、騙したの！？」


江口「え、あ、うん。嘘です…」


貴方「最低！バカ！」









でも嘘で良かった…！
えぐを好きな事がバレたらきっと振られるし今の関係が崩れる気がするから









江口「…」








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